2011 Fiscal Year Annual Research Report
肝胆膵鏡視下手術におけるAuto-Fluorescence Imagingの応用
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22591514
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
皆川 昌広 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (10464009)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒崎 功 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (50293220)
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Keywords | 蛍光内視鏡 / 内視鏡手術 |
Research Abstract |
Auto-Fluorescence Imaging (AFI)という蛍光内視鏡ビデオシステムを肝胆膵領域における鏡視下手術に応用することを目的としている.視覚を中心とする腹腔鏡下手術においてはとくに腫瘍描出や脈管トレースができることは大きなアドバンテージとなる。これを実現するために生体内での蛍光コントラストを高めるための蛍光剤をいくつか試行している.これまで試行した中で、すでに臨床用の試験薬として使われているFluorescein sodium蛍光剤が発色もよく描出されることを確認した.この方法によって切除区域のトレースだけでなく、脈管走行を確認できるかどうかをみるため、動物を使った手術にて確認中である.また、腫瘍描出能力を検討するため,実際の手術中所見にて赤外線システムと本システムを比較検討して,従来よりわかっている肝腫瘍での腫瘍描出の差をサイズ,深度で比較検討,症例を重ねることにより両者のメリット・デメリットをより明確化させた.現在、蛍光内視鏡としての新しい活用法として、腫瘍だけでなく虚血組織の描出が可能かどうかを現在実証中である.腫瘍を特異的に視覚化させる蛍光性抗体に関しては、描出に十分な集積性をたかめるべく、いくつかの抗体や投与量を検討中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
腫瘍特異性蛍光剤の投与はまだ動物実験レベルであり、臨床試験応用まで至っていない.
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Strategy for Future Research Activity |
すでに臨床的に使用されている蛍光剤を脈管走行確認によるAFI利用において活用して実証する.別波長の光源をつかってみることによって、これまでとは違った利用法を模索する.
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Research Products
(2 results)