2011 Fiscal Year Annual Research Report
総義歯装着者の食生活は食事指導により改善するか?-無作為割付臨床試験による検討ー
Project/Area Number |
22592165
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
郡司 敦子 日本大学, 松戸歯学部, 助手 (80170596)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木本 統 日本大学, 松戸歯学部, 講師 (10267106)
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Keywords | 総義歯 / 食事調査 / 食事指導 |
Research Abstract |
本研究の目的は、総義歯装着者における食事指導が、総義歯装着者の食生活改善にどのような効果をもたらすかを明らかにし、義歯装着時に行う食事指導の重要性を明らかにすることである。第1段階では、旧義歯使用時の総義歯装着者の食品摂取状況、栄養摂取量を解明し、総義歯装着者の食事状況を明らかにすることである。 平成23年度は、作成したプロトコールに従い日本大学松戸歯学部付属病院に新義歯作製希望で受診した無歯顎患者巣選択基準を満たしたすべての患者に対し、本学倫理委員会で承認を得た説明及び同意書を用いて説明を行い、同意取得のできた患者のみを被験者とした。同意が取得できなかった患者は研究から除外した。(2)無作為割り付け;あらかじめ作成しておいた割付表を元に同意取得後、食事指導介入群と食事指導非介入群に無作為割付を行った。(3)実施方法;選択基準を満たした被験者に、旧義歯使用時にアンケート調査を行った。すべての被験者に旧義歯使用時に3日間の食事記録をとり食事調査を行った。食事指導介入群は、新義歯装着時に栄養士による食事指導を受ける。 平成23年度は、被験者は14名で、食事指導介入群は6名食事指導非介入群は8名である。そのうちドロップアウトは食事指導介入群2名、食事指導非介入群1名の合計3名であった。被験者の中からは食事指導することにより、現在の食事の内容がとてもよくわかり、食事の内容が変わった、という感想が得らている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究の目的は、総義歯装着者における食事指導が、総義歯装着者の食生活改善にどのような効果をもたらすかを明らかにし、義歯装着時に行う食事指導の重要性を明らかにすることである。第1段階では、旧義歯使用時の総義歯装着者の食品摂取状況、栄養摂取量を解明し、総義歯装着者の食事状況を明らかにすることである。現在被験者は14名で被験者の取り込みは順調に行われている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後もさらに被験者を取り込み、総義歯装着者の食事から見た栄養摂取状況を把握していく。
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Research Products
(1 results)