2011 Fiscal Year Annual Research Report
思春期がん患者が「情報獲得を控える」という現象の構造
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22592492
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Research Institution | Saitama Prefectural University |
Principal Investigator |
三宅 玉恵 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (30523998)
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Keywords | 思春期 / がん / 情報獲得 |
Research Abstract |
思春期がん患者には「情報獲得を控える」という現象が存在しており、その現象の構造(現象が生じる前後関係、背景、状況、場面など)を明らかにすることが本研究の目的である。 平成24年度は、平成21・22年度に関東圏と関西圏で行った思春期がん経験者9名の面接データの分析を引き続き行った。分析については、計8回にわたって、小児看護および質的研究の専門家からスーパーバイズを受けた。現在、【その時その時を生きる】、【選択肢のない状況】などがカテゴリーとして、また、[身体的苦痛への恐れ]、[希望]、[身体的感覚]などが関連要因として、《時間軸》が中心概念として挙げられると考えている。患者の視点からのデータであり、看護への示唆を得る上でも重要であると思われる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
9名の面接データの分析にかかる時間を適切に予測できていなかった。さらに、研究時間の確保が大変厳しい状況であったため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究計画については、参加観察等を行い(関西圏にある施設の承諾を受けている)、面接データと合わせて分析し、学会・学会誌等への発表準備を行う予定である。
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