2010 Fiscal Year Annual Research Report
地域女性の尿失禁予防における効果的セルフケアの探究
Project/Area Number |
22592627
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Research Institution | Toyohashi Sozo University |
Principal Investigator |
土屋 紀子 豊橋創造大学, 保健医療学部, 教授 (90248758)
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Keywords | 女性の尿失禁 / 尿失禁リハビリテーション / 骨盤底筋体操 / ジョーバ他運動 / 花笠ダンベル体操 |
Research Abstract |
研究目的地域に潜在している女性の尿失禁問題のセルフケアにより、健康増進と生活の質の向上をめざす。 背景女性の尿失禁は、腹圧性、切迫性、その混合性タイプがあり、30~50%尿失禁問題を抱えているが、保健行動のある生活習慣をとれば、かなり改善を期待できる。 方法:健康教育にて知識を得た住民を対象に、希望者を募り、倫理配慮に同意を得てパイロットスタディとした。 A群:ジョーバ運動、4名62.4(SD7.1)歳、B群:花笠音頭ダンベル体操、5名64.5(SD18.5)歳.C群:骨盤底筋運動、4名55(SD2.6)歳に分けて、3ヶ月の行動変容セルフケアマネージメント実施。 結果ジョーバ群は、4Wから改善兆候をみたが、過活動膀胱傾向には、明らかな変化はないが、リラックスや体調整を図られた。花笠群は、ダンベル効果があり、楽しく尿漏れ改善も見た。C群は、脱落傾向になり、継続策の歯止めを万歩計でおぎなった。 考察身体計測と尿失禁日誌記録で、行動の自覚を促し、運動方策からは、尿漏れ改善への健康生成感を得た。ナプキンは、安心を与え社会参加を拡大した。結果、本研究における検討課題を修正改善する。
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