2012 Fiscal Year Annual Research Report
外部環境と執務空間の重合デザインによるオフィスの生活環境・創造環境として価値向上
Project/Area Number |
22615022
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
城戸崎 和佐 神戸大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30533111)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
仲 隆介 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (10198020)
松本 裕司 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 助教 (60379071)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | オフィス / ニワ / 外部環境 / 生活環境 / 創造環境 |
Research Abstract |
最終年度にあたる本年度は、二年間で得た知見および仮説の一部に基づいた、事例調査、アンケート調査、行動観察調査を行うとともに、新たな解析手法を用いた検討を行なった。 1) オフィスを含む各種建築における外部環境と内部空間の重合デザインについての事例調査(文献調査と実地調査)を実施した。本年度は特に都市空間における新しい非定住型のオフィススペースに焦点をあてた。2) 一昨年、昨年に引き続き、外部と内部の明快な境界を持たず環境として連続する概念としての<ニワ>におけるデザイン特性の分析を行なった。本年度は日本の伝統的な庭園のほか、東南アジアの外部空間を取り込んだ空間の活用例や、アメリカ西海岸の現代建築における外部空間と内部空間の融合例に着目し、実地調査、及び専門家へのヒアリング調査を行なった。3) 引き続きオフィスワーカーに対するヒアリング調査及びアンケート調査から、創造環境、生活環境としてのオフィスの現状と求められる要件を整理した上で、本年度は確率モデルの構築と検証を行なった。4) この2年間に収集した視感評価のためのサンプルを用いて、アイマークレコーダーを導入した視点検出実験を行ない、デザイン要素の抽出を行なった。5) オフィス空間における領域解析のためのツールを開発し、平面図を用いて領域の特性および領域相互の関係性の分析を行なった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)