2012 Fiscal Year Annual Research Report
ラーニングコミュニティを支援するソーシャルクラウドシステムの構築に関する研究
Project/Area Number |
22650203
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
金西 計英 徳島大学, 大学開放実践センター, 教授 (80204577)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松浦 健二 徳島大学, 情報化推進センター, 准教授 (10363136)
三好 康夫 高知大学, 教育研究部自然科学系理学部門, 講師 (20380115)
光原 弘幸 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 講師 (90363134)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | ソーシャルシステム / ラーニングコミュニティ / プライベートクラウド / ソーシャルラーニング / 経験学習理論 |
Research Abstract |
学習者がグループ、コミュニティを形成し、ソーシャルな学びを形成するLC(Learning Community)の活動に注目が集まっている。本研究では、LCの学習を支援するSLS(Social Learning Service)システムの構築を目指す。SLSでは、Kolbの経験学習理論のモデルのように、個人の学習モードと、グループの学習モードの間で学習の循環プロセスを形成することを目指す。つまり、SLSシステムでは、学習成果の蓄積、公開、評価、内省といった活動を経ることで、より深い理解に至ることができる、と考える。本研究は、個人的な学習活動を支援するシステムと、集合知形成を支援するSNSを統合するSLSシステム構築を目指すものである。そのため、本研究は、①SNSの分析段階、②システム構築、③実証実験の段階を経て進めてきた。平成24年度は、おもにプロトタイプシステムの構築と、プロトタイプシステムを用いた実証実験による評価をおこなった。 我々は、実験の結果、学習におけるコミュニティの持つ一定の効果が検証された。学習において、他者とのインタラクションが、学習者の学習意欲の維持に大きく影響することが分かった。インタラクションの中身には、適度な競争性や、励まし等があることが分かった。インタラクションを、適切にデザインすることで、さらなる学習効果が得られると考える。本研究を通じ、ソーシャルな学習環境の効果を検証することができた。こうした学習環境を、教育現場へ展開するための知見を蓄積することができた。 なお、平成24年度、研究成果を、可能なかぎり国内の研究会、国際会議等を通じて公開した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)