2012 Fiscal Year Annual Research Report
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22652035
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| Research Institution | Hokusei Gakuen University |
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Principal Investigator |
山本 範子 北星学園大学, 文学部, 准教授 (40438346)
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| Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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| Keywords | 中国 / SF / FT / ホラー / 日中 |
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| Research Abstract |
中華圏SFの調査のため、成都で行われた中華圏SF大会および研究会に出席、またシカゴで実施された世界SF大会に参加して複数の中華圏の発表を聞くほか、華僑SFについても調査してきた。また、台湾で台湾SF関係者との会合にも参加、情報収集につとめた。
ほかに、『北星論集』(紀要)にて中華圏SFの現状報告、『ナイトランド』(雑誌)での中華圏ホラー、SF、FTの紹介(連載)、中国のネットSF系雑誌への寄稿なども行ったほか、台湾では日本SFの現状報告なども行い、日中間の交流にもつとめた。
さらに、中華圏SFを教材とした中国語閲読教科書を日本で発売するべく、出版社の協力を得て、現在進行形で準備中である。
中華圏のSF、FT、ホラー小説は大きな発展と幅広い人気を得ているものの、日本ではまだまだ知られていない。しかし華僑作家によるSF作品の評価が欧米圏ではじまっており、ケン・リウ、リリー・ユーなど国際的な賞を受賞する若手作家、中国作品の英訳が受賞するなど活躍は目覚ましい。
このような状況を日本でも伝え、同時に、日本の作品を中華圏で伝えることを行いながら、日中間のSFをはじめとした小説文化の紹介、翻訳、交流を目指して活動した。
ほかに微博などネットも活用し、中華圏のSF関係者たちとの交流を深め、その関係から多くの出版関係者、作家、研究者たちと知り合いになり、そのことによって取材や情報収集が活発に行えるようになった。
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| Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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