2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22652058
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
PEYRON Bruno 上智大学, 文学部, 准教授 (50296901)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 孝郎 拓殖大学, 付置研究所, 教授 (60328010)
DONALD Cherry 広島国際大学, 心理科学部, 准教授 (40412340)
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Keywords | iTable / touch panel / interactive surface / eLeaning |
Research Abstract |
本プロジェクトの2年目にあたる23年度は、主として導入したiTableに使用するためのソフトウェアの設計・開発に取り組んだ。 本WALL e-Learningプロジェクト(実際のハードウェアは<iTable>を用いる)の実施にあたって当初から構想していた、タッチパネル上でコンピュータとの対話を媒介するさまざまな機能について、「iTableによりふさわしいものはどのようなものか」というソフトウェア開発上の検討を進めてきた。 特に本プロジェクトとしては、iTableの開発に関わったLM3Labsのソフトウェア開発者との意見交換の機会を数度にわたって行ってきた。ただ、iTableの開発者たちは、教授者としての教室経験がない。したがって、我々がiTableに担わせようとしている、学生が何かをしたり学んだりという意識を持つのではなく、その代わりに、iTableが「自動的に行為する」ことが必要であること、また、コンピュータの持つ可能性・能力と学習者の意識の間に画期的な均衡が築かれることが重要な点であることについての理解を求めた。 その結果我々は、学習者のアウェアネスを促進し、自律的学習能力を想像するという我々のコンセプトに合致したProject Desciptionに到達したところである。 以上
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