2010 Fiscal Year Annual Research Report
可積分系の幾何学と可視化および量子場の理論と脳神経科学への応用
Project/Area Number |
22654010
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
MARTIN Guest 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (10295470)
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Keywords | 幾何学 / 可積分系 / 可視化 |
Research Abstract |
1.GuestはC.-S.Lin(国立台湾大学)との共同研究で戸田格子方程式のある種の解の存在性を証明した(Nonlinear PDE aspects of the tt* equations of Cecotti and Vafa, arXiv : 1010. 1889) これらの解はS.Cecotti and C.Vafaによってその存在が予想されていた.この研究に先立って、まず計算機を使ってこれらの解の数値シミュレーションを行った 2.Guestは2010年5月にMFI Oberwolfachにおいて開催された研究集会"Progress in Surface Theory"に参加し,R.Palais(UC Irvine)と共同でPascal版の3D-XplorMathの開発を進めた また,Guest,Sinclair,酒井はJava版の3D-XplorMathの格子モデルのカテゴリーの開発を進展させた.Fermi-Pasta-Ulamによる非線形格子モデルの数値実験を再現し,標準モードの変化を調べた 3.2010年12月13日に首都大学東京において「Javaチュートリアル:Javaを使った数値計算と可視化」を開催した.チュートリアルでは常微分方程式の数値解を求め,解曲線を描くJavaアプレットを作成した.また,Sinclairは"Natural Computation"と題して,自然界,特に生物の進化の過程において行われる計算とコンピュータプログラミングによる計算の類似と相違にいて講演を行った
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Research Products
(15 results)