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2012 Fiscal Year Annual Research Report

可逆計算系と可逆プログラミング言語の設計と実現に関する研究

Research Project

Project/Area Number 22700042
Research InstitutionNanzan University

Principal Investigator

横山 哲郎  南山大学, 情報理工学部, 准教授 (80456631)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords可逆計算 / プログラミング言語 / 可逆シミュレーション / アルゴリズム
Research Abstract

本研究では、可逆計算系における基礎研究を発展させることを目的としている。すなわち、計算過程における可逆性に着目し、その性質を探ることを通して計算原理の探求を行い、基礎的な概念・理論を整備してきた。それに伴い高水準可逆プログラミング言語及び可逆抽象機械の設計及び実装を行うことで、可逆プログラミング言語に有用な諸概念を抽出し、それを扱う方法論を確立することを進めてきた。また、その方法論を一般の非可逆言語の枠組みで活用できるようにするように研究を進めてきている。可逆計算は消費エネルギーと密接な関係があることや量子計算における演算はすべて可逆であることなどが知られており、本研究の成果はこういった関連諸分野における異なる視点からの解釈や応用が期待できる、と考えている。
平成24年度においては、最も古くから使用されている計算モデルの一つであるフローチャートを用いてプログラミングの可逆性の活用のために基礎理論の整備を進めており,雑誌論文として投稿を目指している。また、可逆シミュレーションの効率化やゴミ情報量の理論について知見が得られつつあるが、これらの成果をまとめた論文も未発表になっており、現在、別の国際会議に投稿中である。今年度、可逆計算ワークショップがコペンハーゲンで開催された。本ワークショップに参加して可逆計算に関わる様々な研究者と交流を広げた。また、本ワークショップで発表された論文の中から優れたものを選抜して編集して会議録として発行した。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Book (1 results)

  • [Book] Workshop on Reversible Computation2013

    • Author(s)
      Robert Glueck, Tetsuo Yokoyama
    • Total Pages
      X, 241 p.
    • Publisher
      Springer-Verlag

URL: 

Published: 2014-07-24  

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