2010 Fiscal Year Annual Research Report
BASE領域の削除によるダブル配列の辞書サイズ圧縮手法に関する研究
Project/Area Number |
22700101
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
泓田 正雄 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授 (10304552)
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Keywords | キー検索 / ダブル配列 / 固定長文字列 |
Research Abstract |
BASE配列の削除と,各CHECK配列の値を1バイトとするため,次のアルゴリズムの提案とソフトウェアの開発を行った. (1)BASE配列の削除 BASE[s]=sとすることにより,ダブル配列からBASE配列を削除を行う.削除することにより,ダブル配列の基本式はt=s+CODE[c],CHECK[t]=sと変更することができるので,この2式を成立させることができるCODE配列の決定アルゴリズムを提案した. (2)各CHECKの値を1バイトで表現 各CHECK配列の値を1バイトにする手法について研究を行った.トライとCODEを深さごとに分割することにより,s+CODE[k][c]の値をユニークにした. (3)実験による評価と理論的評価 固定長のランダムデータに対して,さまざまなサイズの実験を行い,従来手法と比較して辞書のサイズが小さくなっていることを確認した.また,辞書のサイズだけでなく,検索速度の比較実験も行い,速度の低下がないことを確認した.
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Research Products
(1 results)