2012 Fiscal Year Annual Research Report
NBRPコムギデータベースを利用したコムギ縞萎縮病抵抗性遺伝子の解析
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22780008
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Research Institution | 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 |
Principal Investigator |
鈴木 孝子 地方独立行政法人北海道立総合研究機構, その他部局等, 研究員 (00462375)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | コムギ / DNAマーカー / 縞萎縮病 |
Research Abstract |
1.2D染色体上のコムギ縞萎縮病抵抗性遺伝子YmMD の解析 試験開始2年目までに、当初の目的であったDNAマーカーを開発し、そのDNAマーカーは「Jagger」など「Madsen」以外の抵抗性遺伝資源においても利用可能であることを示した。本年はさらに高精度なマーカーを開発するために、抵抗性領域近傍で組み換えを生じた個体を選抜した。抵抗性領域近傍のDNAマーカーXgwm539、Xgwm608、Xwmc041間で組み換えを生じていた40系統を試験に供試し、抵抗性遺伝子の近傍で組み換えを生じている可能性がある3系統の種子を収穫した。今後これらの系統は高精度DNAマーカーの開発、抵抗性遺伝子の単離などに利用できる。 2.新規抵抗性遺伝子座乗領域の探索 試験開始2年目までに、当初の目的であった抵抗性QTLを検出できた。本年はアガロースベースのDNAマーカー開発を試みた。Pauxら(2008)の報告を参考に抵抗性QTLのピークに位置するDNAマーカーXwmc754、cfp059が座乗しているバッククローンを特定し、そのバックローンに座乗しているイネの遺伝子と相同性のある配列を元に「ホクシン」「Madsen」間で多型を検出したが、多型が見られなかった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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