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2011 Fiscal Year Annual Research Report

英語学習動機減退の詳細分析と実践的提案について

Research Project

Project/Area Number 22820006
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

濱田 陽  秋田大学, 教育推進総合センター, 助教 (00588832)

Keywords動機減退 / 動機減退防止 / 動機づけ / ストラテジー
Research Abstract

本研究の目的は、中学高校大学での英語学習者の動機を減退させる要因を明確化し、3校種一貫した英語教育に配慮した、英語学習動機減退に関する動機減退防止のマニュアルを作成する事を作成することであり、23年度の目的は、22年度の研究をもとに、収集した情報と実践を基にしたガイドラインの作成を完成することであった。23年度は、量的データ分析により、より一般化したマニニュアルを作成することを目的とし、入念な質問紙作成を行い、実施した。具体的には、まず、質問紙のベースとして、Dornyei(2001)の動機づけストラテジー、それをもとにして作成された篠原(2009)の日本人向け動機づけストラテジーを基盤とした。動機の減退している3名の大学生と動機の高い3名の大学生とのインタビューをもとに項目の添削を行い、2名の大学教員と4名の大学生の最終チェックを行い、41項目の質問紙を作成した。分析の結果、動機減退防止を基本方針として、(1)学習者中心(2)情熱を持つ(3)教師主導(4)言語自体以上の事項提供(5)個に応じた教育(6)将来的使用の6つが挙げられた。(1)と(3)は一見矛盾しているように思えるが、教師が主導した上で学習者中心の授業を行うということである。また、(4)(5)は学習指導要領においても強調されている点であり、指導要領に沿った指導を行う事によって、動機減退が防止できる事も示唆している。本研究の意義は、多くの研究が動機減退の理由を調査するもので、具体的な防止手だては提唱していなかったという現状を踏まえ、どのような方針で動機減退を防ぐ事が出来るかを示唆したという点であろう。結果についてはすでに執筆済みの論文を学術雑誌投稿する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2011

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] Psychological aspects of shadowing training2011

    • Author(s)
      Yo Hamada
    • Journal Title

      リメディアル教育研究

      Volume: 6 Pages: 60-71

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2013-06-26   Modified: 2014-03-17  

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