2022 Fiscal Year Research-status Report
専門サービス組織の成長:定量・定性研究からのアプローチ
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22K01676
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
中本 龍市 九州大学, 経済学研究院, 准教授 (80616136)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中園 宏幸 広島修道大学, 商学部, 准教授 (40755386)
舟津 昌平 京都産業大学, 経営学部, 准教授 (60825173)
原 泰史 神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (70774644)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 経営学 / 組織論 / 組織成長 / 専門職サービス組織 |
Outline of Annual Research Achievements |
代表者は、(1)研究課題についての単著をまとめ、4月に刊行予定となっている。また、(2)国際学会において関連するテーマを報告した。とりわけこれまで注目されていなかった中小規模のPSFsを対象に成長の実証分析を行った。Ryuichi Nakamoto and Xuemei Shi “Small PSFs growth: An Empirical Analysis of sole practitioners in Japan,” The Association of Japanese Business Studies 34th Annual Conference (2022/07/05)。これを元に原稿の修正を行い、英文ジャーナルへ投稿する予定である(PSFsとPSEの重複領域において、研究上のギャップがあるため、この分野での貢献を行う)。
定量研究の分担者は、IIPデータベースやその他のデータベースを統合する準備を進めて、大規模なPSFsの成長の実証分析のための準備を進めた(来年度の組織学会での報告の応募を完了し採択されている)。
定性研究の分担者は、「非専門家による起業」(舟津)が、起業を行った言語聴覚士の方に2度のインタビューを行い、その成果を日本ベンチャー学会において口頭発表を行った。定性研究の分担者は、組織成長が必ずしも、独立した専門職にとって組織目標として設定されていないことを明らかにした。この点は、一般的な中小企業の経営者の独立理由と共通する点を示すことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
二次的なデータベースを用いる研究であったため、コロナ感染症の影響を受けにくかったことによると思われる。分担者との間のコミュニケーションは、遠隔会議システムを通じてスムーズに実施できたことも大きい。
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Strategy for Future Research Activity |
定量研究については、2022年度に構築した特許データを中心としたデータセットを元に、学会報告および投稿論文を進める。 定性研究については、言語聴覚士に対する聞き取り調査を行い、専門職のアントレプレナーシップの分析を進める。
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Causes of Carryover |
コロナ感染症の影響のため、旅費等を抑制した。
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Research Products
(4 results)