2023 Fiscal Year Research-status Report
International Comparative Study of Culturally Relevant Teaching and Majority Privilege
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22K02346
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
高橋 史子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80751544)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 多文化社会 / 移民 / 社会統合 / 文化的に適切な指導法 / マイノリティ |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、外国籍児童が多く通う小学校を対象にアクションリサーチを行った。行った内容は主に①外国籍児童の教育に関する教員との懇談会、②校長、一部教員へのインタビュー、③保護者・児童向け質問紙調査、④外国籍家庭向け保護者会、⑤保護者へのインタビューの5件である。対象となる学校は、中国やネパールからの移民家庭が多く、保護者のうち少なくとも1名が日本語以外の言語を第一言語とする家庭が全児童の3割以上を占めることがわかった。複雑な言語・文化状況にどのように対応していくべきか、学校観の違いや高い教育期待を踏まえながらどのように教員と保護者とのコミュニケーションを促進していくべきかを検討するため、上記の調査結果を分析している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画では、中学校または高校を対象にする予定であったが、小学校から研究調査協力が得られることになり、本研究の目的にあった学校であったため調査を進めることにした。調査の調整、実施に予定よりも時間がかかったため、海外調査は次年度以降に延期している。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、2023年度に行った国内調査を継続すると同時に、回収したデータをもとに分析を進め学会発表等での報告を行う。 また、イギリスの研究者とともに、イギリスでの共同調査、研究会の実施を計画する。
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Causes of Carryover |
所属先の変更により業務が増えたため、今年度実施予定だった海外調査を次年度に延期した。次年度にイギリスでの調査を計画している。
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Research Products
(6 results)