2023 Fiscal Year Research-status Report
OPPAを活用したオーセンティックな学習を目指す鑑賞授業モデルの構築
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22K02600
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
川村 有美 三重大学, 教育学部, 教授 (70406289)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | オーセンティックな学習 / 鑑賞授業モデル / 教育評価 / OPPA / 言語活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題では、初年度の分析をふまえながら、音楽科に問われる学力、表現力の発現状況、音楽科教師が持つ学力観・授業観の実態調査を実施することであった。しかしながら、体調不良により予定通りに研究を進めることができなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度も体調不良(職務軽減を図っていただく等の諸事情)により、当初の研究計画が予定通りに進まなかった。 令和6年度では、予定していた研究内容を深めるように努めたい。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、鑑賞教材の実態をカテゴライズし、そこに内在する課題を浮き彫りにする。 また、課題を明確にした上で音楽科に求められる鑑賞の学力とは一体何か、どういった教材が選択・決定されるべきなのか、を提案していきたい。そのために、実態調査を行い、得られたデータを質的研究の手法によって分析し、音楽鑑賞授業モデルを開発する一助としたい。ただし、2023年度同様、職場環境の事情等で、上記予定通りに進まないことも考えられる。このような場合も視野に入れ、状況に応じた研究内容や計画の再検討と理論的な枠組みの再考をしていきたい。
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Causes of Carryover |
体調不良で進捗状況が芳しくない状況にあった。そのため、旅費等が未使用となっている。 次年度はこの未使用額を、旅費が遅れた分は予定していた旅費等に使うことを計画している。
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