2023 Fiscal Year Research-status Report
AI・データサイエンスによる業務効率化を題材にした産学連携教育教材の開発と実践
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22K02919
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Research Institution | Hokkaido University of Science |
Principal Investigator |
真田 博文 北海道科学大学, 工学部, 教授 (80250512)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 点検ロボット / タブレットPC / 作業療法 / 物流データ |
Outline of Annual Research Achievements |
企業等における実践的課題の把握とAI/DS/IoTによる課題解決及びその演習教材化について研究を進めた.課題としては,(1)発電所などの設備点検ロボットの開発,(2)物流における倉庫での検品検収作業のIT活用による効率化,(3)タブレットPCによる作業療法課題のデジタル化の3つとした.(1)については,協力企業の開発した設備点検ロボットをモデルとして,演習用のプロトタイプロボット開発とシミュレーション環境の構築を行った.学習者に与える情報量を調整することにより,難易度の調整が可能な演習教材となっており,学部から大学院において利用する準備を整えた.2024年度に実際の利用を開始する.(2)については,協力企業から課題提供(小型カメラとQRコードを用いた物流データ処理の効率化)の提案を受け,学部3年の実験科目で実システムの開発演習とアイディアソンを行った.学生は企業担当者から現場の課題の説明を受けた後,開発に取り掛かることができ,モチベーションの向上,受講後の満足度の向上が見られた.(3)については,デジタル化したい作業療法課題に対応するアプリケーションソフトウェアの開発を進めており,それを実課題として演習教材化する予定で作業を進めている.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究そのものはおおむね順調に進んでいるが,研究成果の公表について予定よりやや遅れている.24年度には,より積極的な発表活動を行う.
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き,発電所などの設備点検ロボットの開発,物流における倉庫での検品検収作業のIT活用による効率化,タブレットPCによる作業療法課題のデジタル化を題材として教材化を進めるとともに,教育実践を行い,改善を継続する.また,学習者のこれまでの成果と学習行動から,到達点を予測する手法の研究を進める.
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Causes of Carryover |
講演発表並びに論文発表の計画からの若干の遅れのため使用予定額との相違が発生している.2024年度は,計画した講演発表等を実行するため予定通りの支出となる予定である.
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Research Products
(5 results)