2022 Fiscal Year Research-status Report
Research on improvement of classroom practice for teachers who are not good at astronomy and its international application
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22K02945
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Research Institution | Wakayama University |
Principal Investigator |
富田 晃彦 和歌山大学, 教育学部, 教授 (20294291)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 天文教育 / 理科教育 / 科学教育 / 国際連携 / 幼児教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
[1] 天文を得意としない多くの教師の力量向上を目指した授業研究 大阪大谷大学の小谷卓也教授を中心とする、子どもの「かがく遊び」の研究グループKSRUGに参加し、教師の力量向上のための議論を行った。8月1日には「かがく遊びにおける子どもの思考と創造:遊びの中にある「思考」をどう発見するのか」というテーマでのシンポジウムに参加し、かがく遊びの議論を深めた。また、これまでのかがく遊びの議論をまとめた単行本の出版を計画した。また、同じく大阪大谷大学の小谷卓也教授を中心とする、学校でのSTEAM教育の研究グループKI-STEAMに参加し、特にSTEAM教育の観点から教師の力量向上のための議論を行った。和歌山大学教育学部附属小学校・中学校の理科部と、今後の研究のための議論を行った。 [2] 天文を得意としない多くの教師の力量向上に関わる研究の、世界の天文教育への応用 国際天文学連合、部会C(天文教育、アウトリーチ・天文遺産)、委員会C1(天文教育と発展)でのプロジェクトの一つ「学校天文の日」を通じて、世界の学校教員、課外活動・野外活動センターの教員と教育実践の交流を行い、それぞれの国の教師の力量向上のための資料充実を図った。学校天文の日のオンライン交流会を、夏至(6月28日開催)、秋分(9月30日開催)、冬至(12月23日開催)、春分(3月26日開催)に行った。日本語および英語の2か国語で字幕を入れ、編集した動画をYouTubeチャンネルで公開した。[2]の研究は[1]の研究に還元させ、また、[1]の成果を[2]で広報するなど、2つの研究を有機的に結合させている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
[1] 天文を得意としない多くの教師の力量向上を目指した授業研究 大阪大谷大学の小谷卓也教授を中心とする、子どもの「かがく遊び」の研究グループKSRUGでの議論は、当初の予定通りの進捗となった。シンポジウムへの参加はもちろん、単行本出版の予定が立ったことは、当初の予定を上回る進捗となった。同じく大阪大谷大学の小谷卓也教授を中心とする、学校でのSTEAM教育の研究グループKI-STEAMでの議論は、当初の予定通りの進捗となった。和歌山大学教育学部附属小学校・中学校の理科部との議論は、始まったところである。 [2] 天文を得意としない多くの教師の力量向上に関わる研究の、世界の天文教育への応用 国際天文学連合の「学校天文の日」プロジェクトでの実践は、年4回のオンライン交流会を無事に終了させ、記録も整理できている。 2022年度の研究計画として、「聞き取り、先導的先進例調査、授業研究開始の1年」としていた。特に、「聞き取り、先導的先進例調査」において「学校天文の日」プロジェクトを通しての成果がまとまってきた。以上総合して、ほぼ予定通りの進捗と判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
[1] 天文を得意としない多くの教師の力量向上を目指した授業研究 大阪大谷大学の小谷卓也教授を中心とする、子どもの「かがく遊び」の研究グループKSRUGに引き続き参加し、シンポジウムへの参加、そして、これまでのかがく遊びの議論をまとめた単行本の出版を行う。同じく大阪大谷大学の小谷卓也教授を中心とする、学校でのSTEAM教育の研究グループKI-STEAMに引き続き参加し、海外の学校でのSTEAM教育の例を含めて、教師の力量向上のための議論を行う。和歌山大学教育学部附属小学校・中学校の理科部と、具体的な授業研究を行う。 [2] 天文を得意としない多くの教師の力量向上に関わる研究の、世界の天文教育への応用 国際天文学連合での「学校天文の日」プロジェクトについて、引き続き、春分、夏至、秋分、冬至でのオンライン交流会を行い、その時の動画を字幕入りで整理し、公開し、教師の力量向上のための資料充実を引き続き行う。
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Research Products
(31 results)
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[Presentation] Teachers' International Network for Astronomy (TINA)2022
Author(s)
Hassan Baghbani, Mahdi Rokni, Hossein Khezri, Akihiko Tomita, Fatemeh Baghbani, Maryam Papari, Rahimeh Foroughi, Samaneh Tafazolinia, Parham Eisvandi Dehnoei, Maryam Hadizadeh, Fatemeh Hasheminasab, Fatemeh Hamidani, Asghar Kabiri, Alireza Doosti
Organizer
第31回国際天文学連合 (IAU) 総会
Int'l Joint Research
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[Presentation] Students' International Network for Astronomy (SINA); Overview and the future2022
Author(s)
Mahdi Rokni, Hassan Baghbani, Fatemeh Baghbani, Maryam Papari, Rahimeh Foroughi, Samaneh Tafazolinia, Hossein Khezri, Parham Eisvandi Dehnoei, Maryam Hadizadeh, Fatemeh Hasheminasab, Akihiko Tomita, Fatemeh Hamidani, Reyhaneh Johari, Elaheh Nikbakht Sarvestani
Organizer
第31回国際天文学連合 (IAU) 総会
Int'l Joint Research
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[Presentation] The astronomical and environmental festival of “Sky Explorers”2022
Author(s)
Mahdi Rokni, Hassan Baghbani, Fatemeh Baghbani, Maryam Papari, Rahimeh Foroughi, Samaneh Tafazolinia, Hossein Khezri, Parham Eisvandi Dehnoei, Maryam Hadizadeh, Fatemeh Hasheminasab, Akihiko Tomita, Fatemeh Hamidani, Reyhaneh Johari, Elahe Nikbakht Sarvestani
Organizer
第31回国際天文学連合 (IAU) 総会
Int'l Joint Research
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[Presentation] City of Stars; A Silk Road 21st century Project2022
Author(s)
Hassan Baghbani, Parham Eisvandi Dehnoei, Mahdi Rokni, Hossein Khezri, Maryam Papari, Rahimeh Foroughi, Maryam Hadizadeh, Samaneh Tafazolinia, Fatemeh Baghbani, Fatemeh Hasheminasab, Tomita Akihiko
Organizer
第31回国際天文学連合 (IAU) 総会
Int'l Joint Research
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