2023 Fiscal Year Research-status Report
Characterization of the unique Fe-S-O metallocluster of HCP enzyme
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22K05137
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
藤城 貴史 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (20740450)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | Hybrid cluster protein / 反応中間体 / 触媒機構 / 金属酵素 / 還元 |
Outline of Annual Research Achievements |
HCPの触媒機構の解明のため、高分解能X線結晶構造を与えるHCPに対して、基質候補となるNH2OH、NO、H2O2を作用させて、その混合液の分光分析やX線結晶構造解析による反応中間体の補足を試みた。NH2OHを用いた場合には、触媒活性は再現よく観測できたが、分光分析や構造解析による中間体の補足はまだできていない。NOを用いた場合、活性測定はNOに対する酵素の安定性の問題もあり、再現性がうまく取れないが、分光分析による新たなシグナルが見られた。H2O2を用いた場合は、活性部位の損傷が見られたため、反応条件の最適化が必要であることが明らかとなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
3種の基質それぞれで、反応活性の確認、または中間体と思われるシグナルの検出ができており、残りの年度でその条件をさらに詰めることで、目的とする中間体の同定ができると期待される。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、それぞれの基質で条件を最適化し、反応中間体の補足を行う予定である。どれかの基質で中間体補足が達成されれば、論文としてまとめて投稿し、公表を目指す。
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Causes of Carryover |
昨年度に購入予定の一部の試薬の納入期限が年度内に間に合わなかったために、次年度使用額が生じた。この使用額は今年度、改めて試薬購入に用いる予定である。
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Research Products
(4 results)