2022 Fiscal Year Research-status Report
コルヒチン腫瘍内投与による抗腫瘍効果の機序解明と免疫学的併用療法の開発
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22K07269
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| Research Institution | Asahikawa Medical College |
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Principal Investigator |
安田 俊輔 旭川医科大学, 医学部, 客員助教 (60833431)
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| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | CD8陽性T細胞 / 腫瘍浸潤好中球 / 樹状細胞 / 出血性壊死 / がん免疫サイクル |
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| Outline of Annual Research Achievements |
コルヒチンの腫瘍内投与による抗腫瘍面系応答について,腫瘍局所の出血性壊死とそれに伴う好中球の浸潤,所属リンパ節内での樹状細胞のリクルートメント,とCD8陽性T細胞の活性化が関わっている事が示された.2022年度の日本病理学会等で同内容を発表した.
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
樹状細胞の所属リンパ節へのリクルートメントに関わる因子として,cyclic GMP-AMP synthaseおよびStimulator of interferon genesの関連を主に考えていたが,部分的な関連のみ示された.それ以外の原因物質,経路について研究を重ねたが,未だにその特定には至っていない.
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| Strategy for Future Research Activity |
凝固反応と好中球浸潤,免疫活性化の関連が示されており,腫瘍内出血と好中球浸潤,腫瘍の低酸素化が少なくとも何らかの影響を及ぼしていると考えられる.凝固反応に関する各種因子・細胞の不活化やノックアウトマウスを使用して,今後これらの関連について調べていく.
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| Causes of Carryover |
研究室に既存の物品で購入費が抑えられた
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