2023 Fiscal Year Research-status Report
Tef 遺伝子改変マウスを用いた関節リウマチ病態解析と創薬へのアプローチ
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22K08563
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
柱本 照 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (80346246)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 幸祐 神戸大学, 保健学研究科, 講師 (80452499)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | TEF / PARA-bZIP / RNAシーケンス |
Outline of Annual Research Achievements |
TEF-/-マウス肝・脾よりRNAを抽出し、RNAシーケンス解析を行った。その結果、野生型と比較して細胞周期調節因子に多く有意に発現変動を示す遺伝子があった。これは、前年度にTEF-/-MEFを用いて得た間葉系細胞増殖に関わる遺伝子との関連を示唆する結果であり、実際に、それらの遺伝子のなかで細胞周期S期を通じて働く転写亢進作用を持つ遺伝子に着目し、種々の解析を行った。また、実際にRA初代培養系滑膜細胞において、これらの遺伝子の発現をsiRNAを用いて抑制、あるいは遺伝子発現ベクターを作成して導入して過剰発現させ、細胞活性に与える影響を解析した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
TEF欠損マウスを用いた解析によって、関節リウマチの病態増悪をきたす可能性のある具体的な細胞周期調節因子、あるいは細胞増殖を司る転写因子を、新たに見出した可能性がある。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度に新たに見出した間葉系細胞増殖を修飾する可能性のある分子について、さらに解析を進める。また、課題となっているTEF欠損マウスの繁殖にも一定の目途が立ちつつあるため、従来予定していたモデル関節炎作成についても準備を進めていく。
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Research Products
(10 results)