2023 Fiscal Year Research-status Report
Assessment of medication as a risk factor of industrial injuries.
Project/Area Number |
22K10528
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
今井 浩光 大分大学, 医学部, 教授 (30398250)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斉藤 功 大分大学, 医学部, 教授 (90253781)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 労働災害 / 医薬品 |
Outline of Annual Research Achievements |
医薬品使用と労働災害発生の関連を推定するために、一般人口を対象にWebアンケートシステムによる調査を行った。 大分大学医学部倫理委員会に研究計画を申請し、承認を受けた後に、我が国の臨床研究倫理指針に則り実施した。アンケートシステムは楽天インサイトを用いた。対象は18歳から79歳の就労経験を有する男女、地域は日本全国とし、就労中に外傷受傷経験を有する4000名から、傷病名、受傷機転、受傷時に医薬品使用の有無とその内容などについて回答を得た。現在、データの解析を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
一般人口に対するアンケート調査は、ほぼ予定通りに進行しているが、事業所ベースでの労災の個別事例の集積が進んでいない。対象者のプライバシーに配慮しながら、いかに事例の詳細情報を収集するかを検討している。
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Strategy for Future Research Activity |
Webアンケートの回答に自由記述部分が多いので、データを評価、解析可能な形に整え、解析を進める。得られた仮説について、別の対象集団に対して検証的評価を行うことも検討する。
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Causes of Carryover |
研究データ収集に一部遅れが生じたため、データ解析システムの購入を次年度に持ち越したため。 次年度にパーソナルコンピューターとと統計解析ソフトウェア(JMPを予定)を購入する予定である。
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