2022 Fiscal Year Research-status Report
COPD患者のセルフマネージメント能力を支援する家族支援プログラムの検証
Project/Area Number |
22K10677
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
礪波 利圭 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (10554545)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 智子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (60303369)
上原 佳子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (50297404)
北野 華奈恵 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (60509298)
出村 佳美 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (30446166)
藤田 結香里 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (20827919)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | COPD / 家族支援 / 病状 / セルフマネージメント |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、慢性閉塞性肺疾患(以下、COPD)と診断され治療を受けている患者と共に生活を送る家族への支援プログラムを検討することである。 今回の研究では、本件研究の前段階として実施した研究(2017~2021)で明らかとなった患者の家族の思いを基に、家族支援プログラムに必要な構成要素の評価に用いる調査票の検討を行う。令和4年度はCOPDをはじめとする慢性呼吸器疾患患者の家族の思いとして明らかとなった、疾患に対しての「納得感」や呼吸苦に対して「慣れる」という特徴に注目して文献検討を進めた。また、COPD患者の家族の思いとして明らかとなった、急性増悪時の治療に対しての「迷い」に対しても、呼吸器関連の学会に参加し情報収集を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
家族支援プログラムに必要な要素を検討することに時間をかけ過ぎたため。
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Strategy for Future Research Activity |
COPD患者の家族の思いの特徴について、さらに共同研究者と共に意見交換や文献検討を進めていく。また、他の慢性疾患患者の家族の思いとの違いを考慮しながら、本研究の対象となる家族に合わせた内容を具体的に検討していく。
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Causes of Carryover |
令和4年度は新型コロナ禍により現地開催の学会等に積極的に参加することができず、当初の予定より出張旅費が少なくなったため次年度使用が生じた。次年度からは積極的に学会に参加し、情報収集を行っていく予定である。
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