2022 Fiscal Year Research-status Report
看護理工学による看護実習の遠隔教育支援システムに関する研究
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22K10751
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Research Institution | Suzuka National College of Technology |
Principal Investigator |
伊藤 明 鈴鹿工業高等専門学校, 電子情報工学科, 教授 (40259883)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河尻 純平 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 助教 (40747771)
舩越 一彦 鈴鹿工業高等専門学校, 教養教育科, 教授 (60229094)
村松 愛梨奈 愛知教育大学, 教育学部, 助教 (60757996)
箕浦 弘人 鈴鹿工業高等専門学校, 電子情報工学科, 教授 (90321447)
林 暁子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 助教 (90741257)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 胸骨圧迫 / モーションキャプチャ / 床反力 / ボディイメカニクス / バイオメカニクス / 看護理工学 |
Outline of Annual Research Achievements |
【目的】コロナ禍において看護教育では、遠隔指導と自動評価システムの構築がその必要性が改めて認識された。本研究は、工学・看護学・体育学の研究者が共同で看護理工学の観点から、1)質の高い胸骨圧迫(心臓マッサージ)、2)ボディメカニクスに基づく介助者と被介助者のベッド上体位変換、について研究を行う。 【計画】A)精密な計測:モーションキャプチャ(MCap)・床反力計(FP)・慣性力センサ(IMU)と,B)簡易な計測:USBカメラと複数のセンサ内蔵小型マイコンを用いた計測を行い,C)機械学習を用いてA)とB)の間の相関によりB)だけで計測が可能となることを目指す.D)複数被験者の測定から,理想的な動きが出来る熟練者と初学者の違いの特徴量を明らかにし,それを画像提示して初学者の体動作の学習の支援ツールを作成することを目指す.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和4年度は,1)質の高い胸骨圧迫動作の測定を中心に実施した.20名の被験者の予備実験測定から,身長・体重・筋力などの身体的特徴の影響が大きく,姿勢による差が明確に表れないことが分かった.このため,今後は,より多くの被験者の測定を行い,身体的特徴によるクラスタリング(グループ分け)を実施し,各グループに対して姿勢の影響を検討する予定である.B)USBカメラと小型マイコンを用いた簡易計測は概ね準備が整っており,A)MCapとFPを用いた精密な計測は,データの取得後の理論解析方法を現在検討している.
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度に引き続き,1)質の高い胸骨圧迫について,解析方法の検討とより多くの被験者の測定を継続して行うとともに,2)ボディメカニクスに基づく介助者と被介助者のベッド上体位変換についての測定を開始する.
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Causes of Carryover |
共同研究者への配分額が少額であったため,該当年度では使用せず次年度に繰り越すこととした.
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Research Products
(2 results)