2022 Fiscal Year Research-status Report
月経に関するメンタルヘルスケア:男性が学ぶ月経教育教材の作成とその有用性の検証
Project/Area Number |
22K10976
|
Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
山口 琴美 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (40432314)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石原 拓磨 岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (00783193)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
Keywords | 教育 / 月経 / RCT / 男性 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度の目的として、女性が男性に知ってほしい月経教育、男性が求める月経教育、その内容と思いを明らかにすることとしていた。事前準備として、系統的な文献検討を進め、 医中誌Web版を活用し、月経教育に関する研究からレビューし、まとめた。男性対象の月経に関する研究は、高校生や大学生対象が多く、一般男性対象は少なかった。内容は、月経イメージや知識といった実態調査、男女比較が多く、量的研究のみで、具体的な教育内容やその教育効果、女性への具体的な支援や取り組みといった研究はなかったため、性差の理解や相互支援に向けた教育内容や方法について質的研究手法を組み合わせ、その教育効果の検証が必要であることが明らかとなった。 次に、非構造化インタビュー調査を予定しており、倫理審査の承認を得たため、対象のリクルートを実施した。対象は、研究代表者所属機関の職員(女性・男性)とした。インタビュー調査内容は、知識や認識、他者から受けたい支援、不快に感じたこと、要望や改善とした。リクルートがうまく進行していないため、令和5年度も引き続き進める状況である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
インタビュー調査において、対象者のリクルートがうまく進んでいない。
|
Strategy for Future Research Activity |
インタビュー調査において、リクルート方法を別途試行する。
|
Causes of Carryover |
インタビュー調査への謝金及び国内研修会への参加が不要であったため。
|