2023 Fiscal Year Research-status Report
信州大学型My助産師による妊娠期から3歳まで伴走する継続支援体制の構築
Project/Area Number |
22K11026
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
芳賀 亜紀子 信州大学, 学術研究院保健学系, 講師 (10436892)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳武 千足 信州大学, 学術研究院保健学系, 講師 (00464090)
中込 さと子 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (10254484)
鮫島 敦子 信州大学, 学術研究院保健学系, 助教 (50759363)
金井 誠 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (60214425)
豊岡 望穗子 信州大学, 医学部, 特任助教 (90865643) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | My助産師 / 子育て支援 / 継続支援 / 地域連携 / 妊婦 / 母親 / 父親 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、妊婦管理と分娩管理分断型地域において、教育機関に勤務する助産師や離職後の助産師を活用した信州大学型My助産師支援センター<My助産師の伴走ケア>の仕組みを構築することである。 令和5年度は、妊産婦への伴走ケアを探るために、研究フィールドの構築を行った。フィールドとして「子育ておしゃべり会」を月1回(日曜日、10時半から12時)オンライン併用の対面開催で実施した。対象は長野県内の妊娠中のご夫婦であり、大学・附属病院・長野県内の助産師が担当し、妊娠・出産・子育てに関する情報提供だけの講義型の会ではなく、参加者同士が語らう場とし、個別相談にも対応した。 開催日時は、令和4年度に実施した9回に引き続き、第10回4月16日、第11回5月21日、第12回6月18日、第13回7月23日、第14回8月20日、第15回9月24日、第16回10月29日、第17回11月17日、第18回12月17日、第19回1月21日、第20回2月18日、第21回3月17日であった。参加状況は、6~21名/月、延べ166名(実数内訳妊婦49名、夫45名)であり、継続参加回数は、妊婦が1~4回、夫が1~3回であった。終了後に参加満足度と会へのニーズ・発展に関する調査を行った。第16回10月29日の会は、出産後の会とし、妊娠中に参加したご夫婦が継続して参加できる会を企画した。第20回までの取組みを振り返りまとめた。 その他、令和6年度に向けて、「子育ておしゃべり会」の準備、広報活動を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究フィールドづくり・相談支援体制づくりとして「子育ておしゃべり会」を実施した。令和5年度5月からCOVID-19が5類へ移行したことで、開催方法をオンライン併用のハイブリッド方式にしたことで、ようやく安定した開催となってきた。今後このフィールドで研究実施していく。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年・5年度の2年間をかけて研究フィールドとして体制を整えたところである。6年度以降も「子育ておしゃべり会」を運営しながら、参加者への調査を進め、助産師の妊産婦への伴走ケアを探索していく。
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Causes of Carryover |
研究フィールド作りがやや遅れており、そのため、調査の実施も遅れている。研究フィールドとしての「子育ておしゃべり会」のプログラムに関する支出に関して、予定通り行うことや、研究実施を進めていくなかで計画的に実施したい。
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Research Products
(2 results)