2022 Fiscal Year Research-status Report
Effect of Resistance Exercise on Baroreflex Sensitivity Function in Patients with Post-Coronary Artery Bypass Surgery
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22K11456
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Research Institution | Bunkyo Gakuin University |
Principal Investigator |
正保 哲 学校法人文京学院 文京学院大学, 保健医療技術学部, 准教授 (90743667)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
出口 清喜 金沢大学, 附属病院, 理学療法士 (80857219)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 圧受容器反射感受性 / 冠動脈バイパス術後患者 / レジスタンス運動 / 膝伸展運動 |
Outline of Annual Research Achievements |
心筋梗塞患者では心拍変動とともに動脈圧受容器反射(baroreflex sensitivity:BRS)Bが低下し、突然死予測指標として有用とされている。この指標の改善のため私は、若手研究において低強度レジスタンス運動後にBRSの活動が亢進する知見を得ている。そこで本研究は、冠動脈バイパス術後患者における低・中強度レジスタンス運動中のBRSの変化について、膝関節伸展運動を用いレジスタンス運動前後のBRSの変化について明らかにする事で、心疾患患者における予後予測指標であるBRSが改善する運動強度を明確にし、臨床応用となる運動療法の1つに確立していきたい。 今年度は、今後の計測の準備をお行った。まず、共同研究先である金沢大学医学部付属病院心臓リハビリテーション室に運動負荷装置レッグエクステンション(HUR社製)を購入し、設置した。また、金沢大学医学部付属病院の倫理審査委員会に研究倫理申請を行った。これらの進捗状況の確認とその他消耗品の購入など計測準備の状況の確認のため、金沢大学医学部付属病院に1度伺い、意見交換などを実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
倫理審査を修了し、予備実験を実施したかったが、概ね計画通りだと思います。
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Strategy for Future Research Activity |
今後2023~24年度、倫理審査終了後に予備計測を実施し、本計測を実施していきたい。 25年度には、海外学会発表、英文での論文投稿を行う予定である。
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Causes of Carryover |
負荷装置が安く購入できたため次年度使用額が生じた。 次年度使用額は、金沢大学医学部付属病院への交通費として使用予定である。
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