2022 Fiscal Year Research-status Report
Examination of physical education contents from the view of constructivism: Focused learner's drawing analysis
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22K11673
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
松本 奈緒 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (30364699)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 描画分析 / インタビュー / 構成主義 / 体育の学習内容 / 学習者の認知 / 質的研究 / 海外との交流 |
Outline of Annual Research Achievements |
学校体育において、授業のアカウンタビリティーが問われ、体育で学習者が何を学習しているのか研究調査に基づいたエビデンスの提出が求められている。本研究では,構成主義の視点から体育の学習者である子どもの獲得概念をビジュアルメソッドである描画分析とインタビューを組み合わせた方法で明らかにする。 今年度は5ヵ年に渡る研究プロジェクト実施の1年目にあたり、文献調査を詳細に実施した。大学で使用できる国際的な研究データベースでの調査に加え、スポーツの研究のデータベースがある筑波大学の体育・芸術棟図書館、及び、日本での文献収蔵数が最も多い国会図書館において調査を行った。その結果、最新の描画分析を学校体育やスポーツ分野に適用した研究を入手できた。これまでの文献調査では、教育学や教育社会学分野での描画を用いた研究が多かったが、今回の調査で学校体育やスポーツに描画分析を適用した研究が多く見つかった。本研究計画での実施分野に近い研究が見つかったことで、より詳細に研究方法を検討したり、本研究計画で実施した研究結果を論議するための比較の研究結果や視点が見つかり、研究の精度に貢献する材料を入手できた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和4年度もいまだ新型コロナウィルスの影響が続き、大学での教育活動が差し支えないように出張を行う為に規制があったが、国内の有効な国際的研究データベースが使える図書館に出張することで、文献調査を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度もいまだ新型コロナウィルスの影響が続き、予定していた国際学会に出席し、描画分析についての最新の研究に触れたり、描画分析を実施している研究者と交流し情報交換することは実施出来なかったので、次年度以降に実施する。 また、共同研究者の大学を訪れ直接研究の打ち合わせや助言を受けることも実施できなかったので次年度以降に実施する。
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Causes of Carryover |
令和4年度もいまだ新型コロナウィルスの影響が続き、出張を国内に限って実施した。 海外渡航にあたる国際学会に出席し、描画分析についての最新の研究に触れたり、描画分析を実施している研究者と交流し情報交換することは実施出来なかったので、次年度以降に実施する。また、共同研究者の大学を訪れ直接研究の打ち合わせや助言を受けることも実施できなかったので次年度以降に実施する。
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