2023 Fiscal Year Research-status Report
消防吏員の女性比率低水準の要因分析とキャリアパスの具現化
Project/Area Number |
22K12651
|
Research Institution | Nippon Sport Science University |
Principal Investigator |
中澤 真弓 日本体育大学, 保健医療学部, 准教授 (40794954)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | ジェンダー / キャリアパス / 消防 / 女性 / 救急 / 医療 |
Outline of Annual Research Achievements |
情報収集活動として、2023年7月の日本臨床救急医学会総会・学術集会、10月のJFFW(Japan Fire Fighting Women’s Club交流会、11月の日本救急医学会総会学術集会に出席した。これまでのこれまでの研究成果を踏まえ、2024年2月に開催された第32回全国救急隊員シンポジウムにおいて、シンポジウム「女性救急隊員の活躍と今後の展望~女性職員の活躍の取り組み」の演者として「女性救急救命士 活躍推進を目指した救急救命士養成大学としてのライフキャリア教育」について発表を行った。2023年10月に開催された米国ワシントン州キング郡の女性消防官採用イベント「future women in EMS/Fire workshop」の視察を依頼するも収容人員の関係で頓挫し、4月開催のワークショップ視察の計画樹立、準備を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
女性消防官のキャリアパスの日米比較の参考とするため、2023年10月に開催された米国ワシントン州キング郡の女性消防官採用イベント「future women in EMS/Fire workshop」の視察を計画し、事務担当者と折衝していたが受入れの要請を断られ、次回に延期となった。
|
Strategy for Future Research Activity |
2024年4月、米国ワシントン州キング郡における女性消防官採用イベント「future women in EMS/Fire workshop」を視察し、関係者にインタビューを行った。その結果に加え、先行研究をレビューし、報告書をまとめる予定である。また、本視察結果は関連雑誌への投稿及び学会発表で公表する。
|
Causes of Carryover |
海外視察(米国ワシントン州キング郡)が2023年度は実現できず(先方の都合によるもの)、次年度に計画したため。
|