2022 Fiscal Year Research-status Report
サイバー犯罪情報分析に用いるアルゴーコーパスの構築と国際運用スキームに関する研究
Project/Area Number |
22K12739
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Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
針尾 大嗣 摂南大学, 経営学部, 教授 (80386672)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | サイバー犯罪 / コーパス / 犯罪情報分析システム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、サイバー空間における違法活動の捜査・抑止活動の効率化を支援する犯罪情報分析システムの構築を目的として、それに必要な技術基盤となるアルゴーコーパス(犯罪取引標識電子データベース)及びその国際運用スキームの構築を目指すものである。初年度となる2022年度では、目標1として掲げたサイバー関連犯罪の取引標識等データの収集プログラムの開発と調査に着手した。当該データを集めるクローラープログラムの試作を行い、検証と動作課題を明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ダークウェブ等調査に必要なネットワーク環境の整備が遅れているものの、おおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、前期に目標1の検証で得た動作課題をクリアし、ウェブ調査環境を整えたのち、後期以降、計画通り目標2として掲げた取引標識の構造化と分類指標の構築、妥当性の検証、標本コーパスの構築に取り組む予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により予定していた国際会議(旅費)への出張を取りやめることになり、それに伴い必要な情報環境整備(物品購入)も次年度に行うことにしたため、計画以下の使用額となった。前年度行えなかった情報環境整備は2023年度に実施、また国際会議参加のための海外出張も行う予定である。
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