2023 Fiscal Year Research-status Report
新規光ファイバ焼灼医療機器の開発~経皮的針生検の合併症低減を目指して~
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22K12865
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
馬越 紀行 岡山大学, 大学病院, 助教 (10780885)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
櫻井 淳 岡山大学, 大学病院, 教授 (30444657)
深野 秀樹 岡山大学, 自然科学学域, 教授 (60532992)
都地 友紘 岡山大学, 医学部, 客員研究員 (60828367)
生口 俊浩 岡山大学, 保健学域, 教授 (90423293)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 焼灼医療機器 / 光ファイバ |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年8月9日、10日に動物実験を施行した。 <Tract焼灼実験> ①全身麻酔下に肝臓を露出してもらう。②生検導入針(19G)約5 cm長を1.5cm肝臓へ刺し,20G.生検針(1cm幅)で生検施行。③生検導入針から新構造(タケノコ型)のファイバを挿入し,生検導入針を5mm引いた状態で1.47 umマルチモード(MM)レーザで焼灼(500 mW, 750 mW, 1000 mW)を予定。焼灼時間は2分とする。③その後、同様の出力で30秒かけて生検導入針と光ファイバを一体として引き抜きながら約1cmのトラクト焼灼を行う。
令和6年度に予定している動物実験に向け、これまでの実験のデータを整理した。データの一部を国内学会(第83回 日本医学放射線科学会総会)で発表を行った。動物実験のプロトコール作成の準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
これまでの実験結果(基礎および動物実験)について、研究分担者とデータを共有しまとめた。
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Strategy for Future Research Activity |
生体豚を用いた動物実験を計画しており、光ファイバを用いた経皮的針生検後のTract焼灼の実用化に向け準備を進めている。
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Causes of Carryover |
本年度に動物実験を計画しているため。
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Research Products
(3 results)