2022 Fiscal Year Research-status Report
国家間・省庁間・省庁内政策調整の比較分析を通じた大臣の補佐体制の役割解明
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22K13331
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
小林 悠太 東海大学, 政治経済学部, 特任講師 (30824263)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 執政部 / 大臣 / 内閣 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究1年目である2022年度は、内閣・大臣研究の動向を整理した上で閣僚の国際会議参加に関するデータを部分的に収集し、加えて幾つかのデータの利用可能性を検討した。暫定的な方向性について日本政治学会で報告するとともに(「官邸主導と閣僚」)、2023年9月に公刊予定の紀要論文として研究動向論文を執筆した。具体的には、首相研究に比して大臣研究が立ち遅れる状況は諸外国でも変わらないことを指摘したうえで、そのうえで4つの論点(意思決定における権力勾配、内閣規模、大臣の役割、閣僚補佐機構)について検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
申請者の研究機関異動(広島大学→東海大学)により、研究分担者として参加している他の共同研究等を含めた研究時間のエフォート配分に大幅な変更が生じた。加えてリサーチ・アシスタントの利用可能性や旅費等の計上にも大幅な環境変化が生じたため、上半期(4月〜9月)はほとんど研究計画の再構築に費やすことになった。
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Strategy for Future Research Activity |
当初研究計画を変更し、来年度はヒアリングや包括的なデータセットの作成に従事する予定である。
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Causes of Carryover |
広島から神奈川に所属機関が異動し、大幅に旅費の節約が可能となったため。次年度使用額は、ヒアリング謝金やリサーチ・アシスタントの雇用に費やすことを考えている。
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Research Products
(1 results)