2023 Fiscal Year Research-status Report
ドパミントランスポーターイメージングの病理学的基盤の解明
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22K15740
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
松原 知康 徳島大学, 病院, 特任助教 (30811608)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | ドパミントランスポーター / DAT SPECT / パーキンソン病 / パーキンソン症候群 / レビー小体型認知症 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究開始後順調にドパミントランスポーターを生前に撮像された開頭剖検検体が得られている。現在はこれらについて基底核の機能免疫染色および画像解析を進めている。 線条体のイオフルパン集積がパーキンソン病と進行性核上性麻痺の両方で髄液ホモバニリン酸濃度と相関しており、同等の髄液ホモバニリン酸濃度(=ドパミンレベル)ではパーキンソン病よりも進行性核上性麻痺の方が線条体でのイオフルパン集積の減少がより高度であろうことを示し、報告した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究開始後順調にドパミントランスポーターを生前に撮像された開頭剖検検体が得られており、当初の目標症例数に到達した。現在はこれらについて基底核の機能免疫染色および画像解析を進めている。
以上より、臨床画像病理連関の解析が進んでおり、おおむね順調に進んでいると評価した。
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Strategy for Future Research Activity |
上記のように得られている結果を深化させ、画像解析については各構造ごとの詳細な解析の追加、病理については対応する部位での機能染色の検討をより詳細に行い、臨床-画像-病理連関について検討を推し進める。
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Causes of Carryover |
(理由)本年度の研究に必要な試薬・実験器具がより少額で賄えたため、次年度使用額が生じた。 (使用計画)次年度は、より詳細な機能染色を行うため、抗体や実験試薬の消費が多くなると考えられる。そのため、次年度研究費と合わせて使用する計画としている。
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Research Products
(4 results)