2022 Fiscal Year Research-status Report
頚椎後縦靭帯骨化症の病態機序を考慮した創薬ターゲット探索研究
Project/Area Number |
22K16672
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
立林 洸太朗 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (90759127)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 後縦靭帯骨化症 / リン酸化プロテオミクス解析 / 間葉系幹細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022 年度はOPLL 確定診断例あるいは非OPLL 頚椎症例に前方固定術を行った場合、術中にサンプル採取を行う予定であった。後縦靭帯組織を液体窒素に冷凍保存し、規定のサンプル数を採取後にリン酸化プロテオミクス解析に供する予定としている。現在6例の患者サンプルを保存しており、今後最低2例のサンプルを追加する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
一定以上のサンプルを収集後にリン酸化プロテオミクス解析を実施する予定であり、現状充分なサンプル数が採取できていないため進捗が遅れている。最近になってコンスタントにサンプルが収集できてきているため、今後研究計画に従って、研究を進めていく予定としている。
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Strategy for Future Research Activity |
できるだけ早い段階で規定のサンプル数に到達し、リン酸化プロテオミクス解析をまず行う。この結果をもとに次のステップへと移っていく予定である。
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Causes of Carryover |
サンプル数が規定以上に達していないため、実際の解析に使用する額をまだ使っていない状況である。次年度以降にサンプル数が規定以上に集まり次第、使用していくこととなる。
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