2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
結晶粒ダイナミクスのその場観察:PT型マントル対流における岩石流動研究の新展開
Project/Area Number |
22K18282
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 17:Earth and planetary science and related fields
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
久保 友明 九州大学, 理学研究院, 教授 (40312540)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
肥後 祐司 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 回折・散乱推進室, 主幹研究員 (10423435)
坪川 祐美子 九州大学, 理学研究院, 助教 (40824280)
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Project Period (FY) |
2022-06-30 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
マントル対流のという固体地球科学における根本問題の理解に向けて、高圧変形実験技術、次世代放射光技術を融合して高圧変形場での結晶粒子の動的挙動をサブミクロンサイズで検出する手法開発し、相転移細粒化現象をその場観察することに取り組む提案である。更に得られた結果の地球内部条件へのスケーリングを目指している。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
プレートテクトニクス型マントル対流の理解における重要課題である相転移に伴う力学的性質の変化を実験的に明らかにする提案であり、提案通りの成果が得られれば、マントルダイナミクス研究に新しい視点をもたらす潜在性を有する。更に、本研究のアプローチは地震学、火山学など固体地球分野に広い波及効果が期待できる。
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