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2023 Fiscal Year Research-status Report

子ども食堂ネットワークによる「地域子ども見守りシステム」の構築に関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 22K18570
Research InstitutionChikushi Jogakuen University

Principal Investigator

大西 良  筑紫女学園大学, 人間科学部, 准教授 (10421306)

Project Period (FY) 2022-06-30 – 2025-03-31
Keywordsこども食堂 / ネットワーク / 地域 / 子育て支援
Outline of Annual Research Achievements

A県内のこども食堂ネットワーク加盟団体を対象に、こども食堂の小地域ネットワーク化による地域への影響について分析を行った。その結果、小地域ネットワークによって、①地域内のこども食堂同士の情報交換の機会が増えた。②新しくこども食堂を立ち上げたいと思っている団体(個人)に対してノウハウを提供したり、物資を提供する機会につながった。③こども食堂同士で学び合い、地域にこども食堂の啓発を行うなど、情報発信の機会になった。④ネットワークが中核となって、行政機関や自治体と連携する機会が増えた。⑤行政機関や自治体、学校などと気になる子どもの見守りについて連携する機会が多くなったなど、
ネットワークによって、子どもの見守りに関する重層的な地域支援の体制構築につながっていくことが明らかとなった。
これらの研究結果を踏まえて、地域ネットワークを活かした子ども子育て支援の体制構築のためのガイドラインづくりに向けて、研究を進めるとともに、小地域ネットワーク化による地域づくりの実践について事例をまとめる。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2022年度までは、コロナ禍の影響もあってインタビュー調査などが実施出来ていなかったが、2023年度からはインタビュー調査やこども食堂のフィールド調査などが実施できるようになり、これまで実施できていなかった研究計画を進められるようになった。

Strategy for Future Research Activity

今後は、コロナ禍で実施できていなかったフィールド調査を実施するととともに、行政機関や自治体、学校等の関係機関へのヒアリング調査を実施していく計画である。
研究目標の達成に向けて、これまで実施できていなかった調査計画を計画的に進めていく。

Causes of Carryover

コロナ禍の影響により実施できなかったフィールド調査ならびにヒアリング調査を次年度に持ち越して実施する計画である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 市民の「子どもの権利」に関する意識調査2023

    • Author(s)
      大西良
    • Organizer
      日本福祉心理学会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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