2022 Fiscal Year Research-status Report
Comparison of the preventive effects on cognitive decline between "Atama-no₋Dojo for PC" and general cognitive training tasks
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22K21190
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
大塚 恒弘 兵庫医科大学, リハビリテーション学部, 助教 (40964119)
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Project Period (FY) |
2022-08-31 – 2024-03-31
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Keywords | 脳トレアプリ / アプリ開発 / 認知症予防 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年9月の採択後、下記の状況により、大幅な計画変更を余儀なくされた。日中は研究活動を行えない状況であったため、夜間に研究計画の練り直しと、メールで各所との再調整を行いながら、研究計画書の(5)方法と手順のii.にあたる個人実施介入の準備として、本課題セットを対象者自身のスマホ等デバイスで行えるように、アプリ化する作業を進めた。2022年11月より、開発担当技術者と打ち合わせを重ねながら、開発を進めている。現在、半分程度の課題の実装が出来ており、9月頃に全体の実装が完成する予定である。 このアプリ化により、研究使用後に一般への公開も可能となるため、本課題セットが臨床活用可能なツールとして貢献する可能性もある(神戸大学知財担当部門と協議済み)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年夏に、同年12月~2023年2月にかけての長期研修への参加が決まり、それによってその研修期間前後の業務が過密となり、休日も含め、大学業務以外の活動を一切出来ない状態となった。研修期間中は平日の業務時間内は完全に拘束されていたため、当初予定していた介入対象との相談調整も困難となった。また、倫理審査会にも参加できないため、倫理審査の申請も出来ない状態であった。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度の業務状況と研究の進捗を考慮し、当初方法として挙げていた、集団実施介入と個人実施介入のうち、個人実施介入に焦点を絞って実施することとした。 現在進めている、本課題のスマホ等デバイス用のアプリ化が、次年度9月頃に完成予定であり、それに合わせて、介入を開始することとした。 7・8月までに介入対象の選定と、倫理審査手続きを進め、9~10月に対象への説明同意と初期評価を随時行い、3か月間の介入を開始する。 比較検討については、時間がかかるクロスオーバーデザインを取りやめ、同一デバイスに比較対照となる脳トレアプリを搭載した状態で、対象者が日常的にどのように取り組んだかを確認し、課題特徴による、取り組みへの動機づけや継続性の特徴と課題効果、主観的な使用感との関連を検討することとした。2023年度中にデータ収集を終え、2024年度に学会発表、論文投稿を行う。
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Causes of Carryover |
大学の命により、3か月の長期研修参加し、その前後の業務が過密となり、研究活動を積極的に行えなかったため、スケジュールが大幅に遅れた。 介入内容を、集団実施と個人実施の二本立てで予定していたが、個人実施に焦点を絞ることになったため、今年度の支出が少なくなった。その分を、個人実施の介入で比較対象として用いる脳トレアプリ(科学的に検証されているもの)の使用料金に充てる予定である。
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