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2023 Fiscal Year Annual Research Report

Development of a nutritional education method using a volcanic steam oven "sume" in the Unagi district of Ibusuki City,Kagoshima Prefecture

Research Project

Project/Area Number 22K21262
Research InstitutionKagoshima Prefectural College

Principal Investigator

永野 美和 (中熊美和)  鹿児島県立短期大学, 生活科学科 食物栄養専攻, 助教 (10771454)

Project Period (FY) 2022-08-31 – 2024-03-31
Keywords食文化 / 調理法 / 食品物性 / 糖質
Outline of Annual Research Achievements

本研究では鹿児島県指宿市鰻地区にある火山性蒸気カマドの「スメ」のおいしさを科学的に検証するために大きく2つの課題を行った。①「スメ」と従来法(蒸す・ゆでる)との比較 ②他の地域の火山性カマドとの比較である。
まず、①従来法との比較に関しては、昨年度までの結果とともに、鹿児島県指宿市鰻地区にある火山性蒸気カマドの「スメ」で調理した食品を従来方法(蒸す・ゆでる)と比較検討を行うために、測定を行った。栄養素(カリウム・マグネシウム・カルシウム・鉄・亜鉛)や糖質(フルクトース・グルコース・スクロース・マルトース)及びα化度を測定し、3群間で比較検討を行った。さらには27名の協力を得て、官能評価を実施した。これらの結果を現在論文投稿を準備している。測定条件の検討に時間を有してしまい、測定時期が遅くなってしまった。
②他の地域の火山性カマドとの比較に関しては、比較対象を大分県別府市「地獄釜」及び熊本県小国町「蒸し釜」とした。昨年度調査を行い、カマドの違いや加熱方法の違い、泉質などが確認した。今年度は卓上型物性測定器を購入し、食品物性測定の条件を統一した上で、テクスチャー等を測定した。現在栄養素(ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム・鉄・亜鉛)及び糖質(フルクトース・グルコース・スクロース・マルトース)及びα化度を測定する準備をしている。結果が出次第、結果をまとめて投稿したいと考えている。

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Published: 2024-12-25  

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