2022 Fiscal Year Annual Research Report
ABO血液型不適合肺移植における体外肺灌流(EVLP)保存法の開発
Project/Area Number |
22J10518
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
吉安 展将 東京大学, 大学院医学系研究科, 特別研究員(DC2)
|
Project Period (FY) |
2022-04-22 – 2024-03-31
|
Keywords | 体外肺灌流 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画通り2022年7月末に渡加し、2022年12月に研究指導委託先であるToronto General Hospital Research Instituteの動物実験委員会で、実験プロトコルの承認を得た。本研究室での体外肺潅流(ex vivo lung perfusion, EVLP)のプラットフォームを数か月学び、回路の組み立てから、機械操作を行うことが可能となった。実験計画当初は、その第一世代のEVLPを用いる予定であったが、2022年12月からToronto General Hospitalで試験的に用いられ始めた第二世代のEVLP(Traferox Technologies Inc.)を本研究でも使用することに変更となった。第二世代のEVLPは、ポンプ、肺を入れるチャンバー、液体を回収する貯留槽、好中球除去フィルター等が1つのボックスに内蔵されており、従来のEVLPと比べ格段に準備が早くなった。換気・潅流開始時の設定やその後の調節方法は変わらず、トロント・プロトコルに従って行っている。またABO血液型不適合肺移植研究に関して、British Columbia大学とToronto大学との共同研究者となるための手続きを進め、これまでのin vivo研究の結果に関してデータアクセス権を得る予定であったが、共同研究者らの異動に伴い、そちらについては保留の状況である。さらに酵素を含んだ潅流液によるA型抗原の除去効果を、A型Yorkshier種のブタ肺で検証する予定を立てていたが、研究目的で脳死患者からの肺提供が同意のもと可能となり、ヒトの摘出肺を用いての研究に変更することとなった。この研究目的に臓器取得が可能となったのは2023年1月頃である。臨床上、臓器移植適格基準を満たさなかった場合に、研究目的で脳死患者からの摘出肺の採取がオンタリオ州で承認された。これをうけて今後、上記の条件で患者又は患者家族から同意が得られた場合に、血液型A型のドナー肺に対する酵素による除去効果を調査することとなった。
|
Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|