2023 Fiscal Year Annual Research Report
Study on Development of Guideline for Phased Evacuation in High-rise Office Building Fire
Project/Area Number |
22KJ2812
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
朴 聖經 東京理科大学, 創域理工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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Keywords | 順次避難 / 避難シナリオ評価法 / 階段避難 / 避難シミュレーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,高層事務所ビルの避難特性を考慮して,順次避難の避難シナリオを作成するためのガイドラインを構築することである。順次避難ガイドライン は順次避難シナリオ作成法と評価法に構成されており,各々を行うには,次のような研究が必要である。 1.順次避難シナリオの作成法:順次避難シナリオを作成するには,過度な滞留や全館避難時間を抑制する必要があり,実際の避難流動を分析して群衆避難開始 時間と階段室内の避難流動特性を把握する必要があるため,階段室内の避難流動を分析した。 2.順次避難シナリオの評価法:順次避難シナリオの適用性を評価するには避難訓練調査は時間や応力が必要であり,直ぐにできない場合が多いため,避難シミュレーションを採用して避難シナリオを評価することを提案した。避難シミュレーションを採用するには,避難シミュレーションの機能の妥当性を評価する必要があるため,避難シミュレーションと避難訓練調査の結果を比較し,相違点を確認した。また,その相違点を改善し,避難シミュレーションの階段避難流動予測機能を改善した。なお,避難シナリオの作成法を提案し,それの実用性を確認した。2023年度では,避難シミュレーションの改良を行い,Indoor and Environmentジャーナルに投稿し,Major修正は終わって編集部の結果を待っており,論文の内容についての指摘はない状況である。また,日本火災学会に2に関して,避難訓練調査の結果に基づいた順次避難シナリオの作成法と評価法を改良したSimTreadによりケーススタディーを行い,この結果を日本火災学会に投稿すし,発表会で発表をする予定である。加えて,本研究での順次避難では,過度な滞留を抑制するため,改良したSimTreadにより,同時に避難すると過度な滞留を引き起こする階数や避難者数を定量的に分析し,その結果を日本建築学会で発表する予定である。
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