2022 Fiscal Year Annual Research Report
出生を予測できる着床前胚発生の定量的指標の探索とそのメカニズムの解明
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21J00155
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
増子 大輔 近畿大学, 生物理工学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2021-04-28 – 2024-03-31
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Keywords | 胚盤胞期胚 / ライブセルイメージング |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度、胚の形状、細胞の動き、細胞期の長さの比較を行い、出産/流産胚を分けることのできる指標として、4-8細胞期までの同期性を見出した。当該年度、良い胚を選ぶための評価指標を探索するため以下の実験を行った。
同期性はプロスペクティブに妊娠・出生を予測しうるのか(リアルタイム予想を行う) いままでの解析は胚発生の観察を行い、胚移植の結果を知った後、動画を基に出生/流産胚の間の比較を行ってきた。そこで次に、同期性によってリアルタイムに妊娠、出生を予測しうるのかを調べるため、マウス胚発生中の観察をしながら同期性を測定し、胚の選別・移植を行い、この指標が妊娠・出生を予測しうるのかの検討を行った。 第3分裂(4-8細胞への分裂)の同期性を評価するために、各割球の分裂にかかった時間の変動係数を用い、遡及的解析のROC解析によって算出された、CV≧0.15を非同期胚、CV<0.15を同期胚と定義し、それぞれの群で移植を行った。その結果、非同期胚では出生率は11.8% (4/34)、同期胚では47.5% (19/40) であり、有意な差があった。この結果から、同期性は、胚の出生をリアルタイムに予測できることが示唆された。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Research Products
(5 results)