2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23229009
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
伊藤 壽一 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (90176339)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北尻 真一郎 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00532970)
平海 晴一 岩手医科大学, 医学部, 准教授 (10374167)
中川 隆之 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50335270)
坂本 達則 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60425626)
山本 典生 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70378644)
田浦 晶子 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70515345)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 網羅的遺伝子発現解析 / 多能性幹細胞 / 有毛細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
マウス胎生期E13.5日齢の蝸牛から単一細胞を単離して、RNA抽出を行い、その後cDNAを作成・増幅し、2種類の異なったハウスキーピング遺伝子のcDNAが合成されていることを確認した。増幅が成功していると確認できた細胞は144個の採取細胞のうち、103個で、72%の増幅成功率であった。このうち、内耳感覚上皮前駆細胞のマーカーであるSox2が多く発現している細胞からのサンプルは35個、Sox2が発現していない細胞からのサンプルは68個を採取できた。これらのうち、Sox2陽性細胞32サンプルと、Sox2陰性細胞8サンプルについて、マイクロアレイによる網羅的遺伝子発現解析を行った。Sox2陰性細胞と比べてSox2陽性細胞に高発現している遺伝子を検討したところ、Isl1、Tecta、Eya1、Jag1、Foxg1、Hey2、Gata3など従来Sox2陽性細胞と共発現している可能性が言われている遺伝子も含まれていた。また、Sox2陰性細胞由来の8サンプルすべてで発現が確認できなかったプローブはマイクロアレイチップ上の45102のプローブのうち8493に絞ることができた。このうち、Sox2陽性細胞からのサンプルで、6つ以上のサンプルでこう発言であった遺伝子のプローブは488、、そおうち転写因子はあるいはDNAと関係するものは84遺伝子であった。 また、昨年度までにヒトiPS細胞から無血清培地で、preplacodal 様細胞を経てbFGFを用いたのちMatrigelを用いることにより、Myosin7a陽性の有毛細胞様細胞の誘導に成功し再現性の確認も行っていたが、本年度は走査型顕微鏡も用いて形態学的に不動毛様の構造を持つ細胞の誘導が達成されていることも確認した。これらの成果はNeuroscince letter誌に掲載された。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(24 results)
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[Journal Article] Prognostic impact of salvage treatment on hearing recovery in patients with sudden sensorineural hearing loss refractory to systemic corticosteroids: A retrospective observational study2015
Author(s)
Nakagawa, T. Yamamoto, M. Kumakawa, K. Usami, S. I. Hato, N. Tabuchi, K. Takahashi, M. Fujiwara, K. Sasaki, A. Komune, S. Yamamoto, N. Hiraumi, H. Sakamoto, T. Shimizu, A. Ito, J.
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Journal Title
Auris Nasus Larynx
Volume: 1
Pages: 1-6
DOI
Peer Reviewed / Acknowledgement Compliant
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[Journal Article] Cells transplanted onto the surface of the glial scar reveal hidden potential for functional neural regeneration2015
Author(s)
Sekiya, T. Holley, M. C. Hashido, K. Ono, K. Shimomura, K. Horie, R. T. Hamaguchi, K. Yoshida, A. Sakamoto, T. Ito, J.
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Journal Title
Proc Natl Acad Sci U S A
Volume: 112
Pages: E3431-40
DOI
Peer Reviewed
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[Journal Article] Carrier frequency of the GJB2 mutations that cause hereditary hearing loss in the Japanese population2015
Author(s)
Taniguchi, M. Matsuo, H. Shimizu, S. Nakayama, A. Suzuki, K. Hamajima, N. Shinomiya, N. Nishio, S. Kosugi, S. Usami, S. Ito, J. Kitajiri, S.
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Journal Title
J Hum Genet
Volume: 60
Pages: 613-617
DOI
Peer Reviewed
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