2014 Fiscal Year Annual Research Report
身心変容技法の比較宗教学ーー心と体とモノをつなぐワザの総合的研究
Project/Area Number |
23242006
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
鎌田 東二 京都大学, こころの未来研究センター, 教授 (00233924)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
町田 宗鳳 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (10334450)
乾 敏郎 京都大学, 情報学研究科, 教授 (30107015)
津城 寛文 筑波大学, 人文社会科学研究科(系), 教授 (30212054)
河合 俊雄 京都大学, 学内共同利用施設等, 教授 (30234008)
棚次 正和 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30241748)
井上 ウィマラ 高野山大学, 文学部, 教授 (40421292)
篠原 資明 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (60135499)
鶴岡 賀雄 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (60180056)
齋木 潤 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (60283470)
倉島 哲 関西学院大学, 社会学部, 教授 (70378884)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 身心変容技法 / ワザ / 神秘体験 / 生態智 / 身体知 / 脳科学 / 認知神経科学 / 瞑想 |
Outline of Annual Research Achievements |
本科研は、「心の荒廃」が社会問題となっている時代状況下、「心の荒廃」から抜け出ていくための宗教的リソースないしワザとして「身心変容技法」を研究し、その活用法を社会発信することを目的としている。神秘思想における観想、仏教における止観や禅や密教の瞑想、修験道の奥駆けや峰入り、滝行、合気道や気功や太極拳などの各種武道・芸道等々、さまざまな「身心変容技法」の諸相と構造と応用可能性を、文献思想研究・フィールド研究・実験研究・臨床研究の手法により総合的に解明し、現代を生きる個人が自分に合ったワザを見出し、活力を掘り起こしながらリアルな社会的現実を生き抜いていくことに資する研究成果を社会発信した。2014年度は15回の定例公開研究会、1回の大荒行シンポジウム、4回のフィールドワーク(倉島哲分担研究者の大峰修験道参与観察、研究代表者の鎌田東二の東北被災地調査、天河大辨財天社例大祭・鬼の宿・節分祭・立春祭調査、羽黒修験道松例祭調査)、20回の「世阿弥研究会」を行なった。2013年度に引き続き4回目の羽黒修験道の正月儀礼松例祭の調査や天河大辨財天社の鬼の宿や節分祭などの調査を行なった。一般公開の「大荒行シンポジウム」は100名ほどの研究者や一般市民の参加を得た大きな反響を得た。また、研究代表者・分担研究者10名全員と研究協力者(16名)の合計27名の論文を収録した研究年報『身心変容技法研究』第4号(A4縦3段組み216頁)を2013年3月31日(奥付)に刊行し、HP上で全頁公開し、社会発信した。それら26本の論考と大荒行公開シンポジウムは、「第一部 身心変容技法の光と闇」「第二部 身心変容のワザ学」「第三部 身心変容の哲学」「第四部 身心変容の科学」の4部立ての下に整理して収録し、多大な反響を得ている。また「大荒行シンポジウム」は『モノ学・感覚価値研究第9号』に全記録掲載した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(28 results)