2014 Fiscal Year Annual Research Report
言語の多様性と認知神経システムの可変性―東アジア言語の比較を通した解明―
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23242020
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
酒井 弘 広島大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (50274030)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
馬塚 れい子 独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, チームリーダー (00392126)
五十嵐 陽介 広島大学, 文学研究科, 准教授 (00549008)
森田 愛子 広島大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (20403909)
宇都木 昭 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 准教授 (60548999)
玉岡 賀津雄 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 教授 (70227263)
今泉 敏 県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (80122018)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 言語学 / 実験系心理学 / 脳・神経 / 認知科学 / 国際研究者交流 / アメリカ合衆国 / 大韓民国 / スペイン |
Outline of Annual Research Achievements |
平成25年度までに実施した研究成果を発表するとともに、日本語における話者の知識状態とプロソディー及び文末要素の関係を明らかにする実験を実施した。 成果発表としては、17th World Congress of Psychophysiology (International Conference Center, Hiroshima, Japan)においてシンポジウム講演を実施し、敬語処理に関する事象関連電位計測実験の成果を報告した。また同学会において中日バイリンガル話者の漢字語彙処理におけるコードスィッチング効果に関するポスター発表を実施し、Luo Yingyi研究員がBest Young Presentation Awardsを受賞した。28th CUNY Conference on Human Sentence Processing (University of South Carifornia, Los Angeles, USA) において、日本語母語話者による述語処理に関する事象関連電位計測実験(Maryland大学Coln Phillips教授との共同研究)及びスペイン語母語話者による関係節産出時の視線計測実験(Madrid自由大学Jose Manuel Igoa教授との共同研究)を発表した。2014 Korea Society for Language and Information, Workshop on Meaning and Cognition (Seoul National University, Seoul, Korea) において韓国語(ソウル方言及び慶尚北道方言)及び日本語(東京方言)のプロソディーと属格主語構文に関する講演を実施した。 話者の知識状態とプロソディー及び文末要素に関する実験については、研究分担者である理化学研究所の馬塚れい子チームリーダーと共同で準備を進め、2014年10月~12月に広島大学において実験を実施し、データの解析を進めている。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)