2014 Fiscal Year Annual Research Report
公共圏を基盤にしてのサステイナブルな社会の形成-規範的原則と制御可能性の探究
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23243066
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
舩橋 晴俊 法政大学, 社会学部, 教授 (20111445)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺田 良一 明治大学, 文学部, 専任教授 (00163923)
中筋 直哉 法政大学, 社会学部, 教授 (00262064)
堀川 三郎 法政大学, 社会学部, 教授 (00272287)
三井 さよ 法政大学, 社会学部, 教授 (00386327)
長谷部 俊治 法政大学, 社会学部, 教授 (00523119)
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Project Period (FY) |
2011-05-31 – 2015-03-31
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Keywords | 公共圏 / サステイナビリティ / 規範 / エネルギー政策 / コミュニティ / メディア / 環境年表 / 原発事故 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は, 年度途中で廃止になったが, それでも, 下記の研究実績を上げることができた。 【公共圏とメディアの公共性班】法政大学サスティナビリティ研究所内の「環境報道アーカイブス」に蓄積した東日本大震災及び福島原発関連の映像に付されたメタデータの分析を行った。分析から, 震災・原発関連番組の論点の変化や報道対象地域の偏りなどを見出した。 【エネルギー政策班】『原子力総合年表一福島原発震災に至る道』を2014年7月に公刊した(すいれん舎刊)。また, 青森県下北半島における核燃料サイクル事業の動向を把握するため, 『東奥日報』を基に詳細年表を作成し, 地域社会の長期的な構造変動を追跡可能な情報基盤を整えた。エネルギー戦略シフトに関し, 各地の市民団体の調査および支援を実施した。 【年表班】英文環境総合年表(A General World Environmental Chronology)を刊行した。英文による包括的な年表は世界初の試みであり, 環境問題に関する国際的なデータベース構築の第一歩を記した。また, その年表の成果をもとに, 7月に国際シンポを開催し, 各国の研究者との交流を図った。 【基礎理論班】2013年12月に開催した国際シンポと講演会を基に, 論文集『持続可能な社会に向かって―ドイツと日本のエネルギー転換(仮題)』(法政大学出版局, 2015年)の編集作業を継続している。並行して, 『ドイツ・エネルギー政策の形成過程1980~2014―資料集』(新評論, 2015年)の本文編集作業はほぼ終了し, 現在は巻頭論文を執筆中である。 【食・農と包括的コミュニティ形成班】学内の「食・農」に関する社会的活動拠点でもある「スローワールドカフェ」の活動に関与しながら, 個別に研究を進めてきた。研究成果は, 社会学部授業科目「社会を変えるための実践論」と「多摩地域形成論」に一定程度反映させてきている。
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Research Products
(21 results)
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[Book] 原子力総合年表2014
Author(s)
壽福/佐々木七海/岡崎友亮/井浪涼
Total Pages
22
Publisher
福島原発震災・四事故調査報告対照時分単位年表
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