2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23243078
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
山口 喜雄 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (90292573)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
天形 健 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (90302306)
福本 謹一 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), その他 (80165315)
新関 伸也 滋賀大学, 教育学部, 教授 (80324557)
奥村 高明 聖徳大学, 公私立大学の部局等, 教授 (80413904)
中島 望 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (70292571)
結城 孝雄 東京家政大学, 家政学部, 准教授 (00459596)
佐藤 昌彦 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00281858)
安東 恭一郎 香川大学, 教育学部, 教授 (20284341)
村上 尚徳 環太平洋大学, 教育学部, 教授 (10370082)
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Project Period (FY) |
2011-11-18 – 2015-03-31
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Keywords | 芸術教育文献 / 還元的研究 / アーカイビング / 国際調査 / 文献解題 / 美術教育 / 解題ブックレット / 美術館教育普及 |
Research Abstract |
本研究〈 芸術教育文献のアーカイビングに関する還元的研究 〉は、初期研究「日本の美術教科書・美術教育文献資料のアーカイブ化に関する研究」(平成16~18年度基盤研究B 課題番号 16330172 代表:山口喜雄+分担者4名)、前研究「美術教育文献のアーカイビングに関する発展的研究」(19~22年度基盤研究A 課題番号19203036代表:山口喜雄+分担者7名)の研究成果を「芸術」分野へと広げて社会的還元に資することが目的である。そのため、次の11件の社会的還元を実施した。 1)芸術教育文献Webサイトhttp://www.ae-archiving.jp/art-e/の日英対訳の進捗と充実、2)研究代表・分担者9名・連携研究者10名(教育学1・国語3・音楽1・美術3・体育1・英語1 )所属大学の教員養成学部生や学会等への『芸術教育文献解題ブックレット[起]2012』頒布、3)『芸術教育文献解題ブックレット[承]2013』の2013年度刊行をめざした執筆・編集、4)20世紀後半の日本美術教育をリードした北川民次のメキシコにおける教育と美術に関する軌跡の研究、および大学美術教育学会における口頭発表、5)現代世界をリードする米国美術教育学会のR・セイボル会長招聘講演会の開催、および日英対訳講演記録の作成(共催:公益社団法人日本美術教育連合)、6)米国学会に影響を受けた韓国におけるSTEAM教育の実態調査と研究代表と分担者1名の韓国での研究報告、7)中国上海における教科書と伝統文化に関する国際フォーラムでの研究交流、8)全国造形教育連盟沖縄大会およびプレ大会支援および研究成果の還元、9)宇都宮大学における教育学部生向け「講演と芸術教育映画上映会」の実施、10)北欧・ロシアにおけるアーカイビング国際調査、11)国内学会等における口頭発表および審査付き論文執筆。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
次の諸点により、当初より創造性豊かな計画を構築して進展している。 1)前研究の美術教育文献Webサイトを併設した芸術教育文献Webサイトで公知した。2)研究代表・分担者9名・連携研究者10名の計20名全員で解題ブックレットの編集・刊行に取り組み、英日対訳の報告書を関係各方面で頒布して社会還元を行っている。3)米国・中国・韓国・ロシア・フィンランド・スゥエーデン・メキシコなど芸術教育に関する調査研究や研究交流を進捗させた。4)全国的研究会や学会等で研究発表を展開している。5)学生・教員・一般を対象として宇都宮大学にて総合芸術としての教育映画上映および講演会を開催した。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでの成果を生かして研究を発展的に展開する。 1)芸術教育文献Webサイトのさらなる充実を図る。2)研究代表・分担者9名・連携研究者10名の計20名全員で解題ブックレットの第2号『芸術教育文献解題ブックレット[承]2013』を刊行し、社会に還元する。3)20世紀後半の日本美術教育に大きな影響を与えたH・リードの子息(元大学教員、英国在住)の面談調査を行う。4)全国的研究会や学会等において活発に研究発表を展開する。5)学生・教員・一般を対象として宇都宮大学にて総合芸術としての教育映画上映および講演会開催を更新する。
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Research Products
(3 results)