2013 Fiscal Year Annual Research Report
シャーガス病の薬剤治療反応性を規定する原虫および宿主の遺伝要因解析
Project/Area Number |
23256003
|
Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
平山 謙二 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (60189868)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
グエン フイティエン 長崎大学, 熱帯医学研究所, 准教授 (20457526)
奈良 武司 順天堂大学, 大学院医学研究科, 准教授 (40276473)
菊池 三穂子 長崎大学, 熱帯医学研究所, 講師 (40336186)
|
Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
|
Keywords | シャーガス病 / ボリビア / ベンズニダゾール / 治療効果 / 遺伝子多型解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
現在進行中のボリビア国保健省のシャーガス病制圧プログラムNational Chagas Control Program (NCCP)と協力し、15 歳以下の小児の慢性感染患者(血清反応陽性者)に対するBenznidazol ベンズニダゾール(Roche)による治療成績に影響を与える原虫および宿主側の因子を明らかにすることを目的として研究を行った。NCCP の概要:大きく3 つのグループに分かれて活動した。いずれも保健省から各県の管轄の保健省責任者が担当し、地域病院での患者の治療グループおよび媒介昆虫駆除の担当グループが活動している。(Manual de Procesos para la deteccion, diagnostic,tratamiento de la enfermedad de Chagas infantile, La paz, programa Nacional de Chagas- Ministerio de Salud y Deportes-2007) 1. 媒介昆虫駆除プログラム:殺虫剤の住居壁への塗布や室内噴霧2. ベンズニダゾールによる治療プログラム:住民の血清抗体陽性者のうち、15 歳以下の小児を対象に60 日間連続内服療法により根治を行う。3. 妊産婦の出産児を対象にした治療プログラム:出産後PCR 陽性児に対する薬物治療。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(8 results)