2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23320039
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
堀田 真紀子 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 研究員 (90261346)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西村 龍一 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (10241390)
宇佐見 森吉 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (20203507)
田邉 鉄 北海道大学, 情報基盤センター, 准教授 (30301922)
坂巻 正美 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (60292067)
富田 俊明 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (60584208)
川嵜 義和 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (70214632)
常田 益代 北海道大学, 国際本部, 名誉教授 (80291847)
玄 武岩 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (80376607)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | マイノリティ / ジェンダー / 障害 / コミュニティ / エンパワメント / パーマカルチャー / アグロエコロジー / 地産地消 |
Outline of Annual Research Achievements |
8月7日、8月16日に、札幌」で、「親子関係からはじまる平和」と題して、母・娘ともに障害を抱えた親子、安積遊歩、宇宙を招いた公開講演会を実施。お二人は、悩み相談の電話ホットライン活動や著作、講演を通して障害者、女性をはじめとしたマイノリティ差別の問題に取り組んでこられた。この日の講演では、お二人が発信する草の根文化のメッセージが、障害者、女性への社会公正の実現とならんで、親子間系の組み替えや平和実現のためにも効力を持つことを、確認することができた。 3月には、アメリカから、コミュニティ・ガーデンの実践者・研究者であるアントニオ・ローマン=アルカラを招き、札幌、東京で、持続可能な農業実践の持つ文化的・社会的・生態学的なインパクトをテーマに一連の研究会・シンポジウムを実施した。12日には、彼も出演したドキュメンタリー映画「エディブル・シティ 都市を耕す」を札幌で上映。コミュニティ・ガーデンがアメリカで食をめぐるどのような危機意識から生まれ、コミュニティ再建、食の公正などの多面的効力を発揮してきたかについて、彼に講演してもらい、参加者と活発な議論を行った。15日には、「農業とコミュニティエンパワメント」と題したシンポジウムを、彼と、アグロエコロジーの研究家、カナ・ロマン・アルカラと、長沼メノビレッジ農場主のレイモンド・エップ、千歳ただし農園主の高橋正をパネラーにして実施。農業をつかって生態系の回復、コミュニティの再建、地産地消の促進、認知症老人の症状改善や社会参加をどのように促せるかについて活発な意見交換を行った。またその後東京に移動、18日には同じテーマで、また、20日には、文化創造主体の社会運動全般を、「ナウトピア」というキーワードで理論化し、実践例を紹介するシンポジウムを、堀田真紀子、アントニオ・ローマン・アルカラ、東京アーバンパーマカルチャー主催のソーヤ海とともに行った。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)