2014 Fiscal Year Annual Research Report
英文学教育の理念・目的および方法に関する体系的研究
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23320060
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
高橋 和久 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (10108102)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 公彦 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (30242077)
冨山 太佳夫 青山学院大学, 文学部, 教授 (70011377)
丹治 愛 法政大学, 文学部, 教授 (90133686)
丹治 陽子 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (90188459)
原田 範行 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (90265778)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 英文学教育 / 文学史 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年は文学教育の柱となるべき文学史教育について集中的に研究を進めるとともに、英文学教育の理念と方法論に関するこれまでの成果をまとめるための著作(研究社)――英文学教育叢書の第一巻目をめざして――の構想を、英文学会関東支部と連動しながら進めることができた。 文学史教育については、その成果を、日本英文学会北海道支部第59回大会シンポジウム「文学史を書くこと、文学史を教えること」というかたちで発表した。外部から後藤和彦(立教大学教授)を招き、ひじょうに活発な議論をすることができただけでなく、多数の聴衆に恵まれることで、この4年間に教育にたいする関心が英文学界のなかにも着実に広がっていることを実感できる有意義な機会となった。 より具体的には、文学史を教えることによってそれを書くことを強いられている英米文学研究者して、文学史と文学研究の現在的な問題――文化、歴史、物語、国民国家、ナショナリズムなど――をあらためて検討するとともに、英米文学教育者として文学史を教えるときになにを重視しているか、どのような工夫を凝らしているかといった実際的なヒントを披露しあう機会ともなった。 英文学教育の著作については、原田範行が中心となり、研究社編集部からも具体的なサジェスチョンをもらいながら、全体の構成を定めるところまで進めた。たんに英文学の専門知識を教えるというだけでなく、学士力と言われる社会人基礎力――高度な言語能力、コミュニケーション能力、課題発見・解決能力など――を養成するためのアクティヴ・ラーニングの要素をいかに組みこむか、いかに具体的な教案の提案を加えるかというところで、これまでにはない著作をめざすことになるだろう。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(29 results)
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[Presentation] 「お化けの行列」2014
Author(s)
富山太佳夫
Organizer
日本英文学会九州(支部大会)
Place of Presentation
福岡女子大学(福岡県・福岡市)
Year and Date
2014-10-26
Invited
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