2013 Fiscal Year Annual Research Report
「冷戦」と「非冷戦」の境界ー新たな冷戦観の構築に向けて
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23330059
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
益田 実 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (40262985)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 嘉臣 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 准教授 (10402950)
橋口 豊 龍谷大学, 法学部, 教授 (20283385)
青野 利彦 一橋大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (40507993)
三宅 康之 関西学院大学, 国際学部, 教授 (50363908)
妹尾 哲志 専修大学, 法学部, 准教授 (50580776)
小川 浩之 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (60362555)
三須 拓也 札幌大学, 地域共創学群, 教授 (70405629)
山本 健 西南学院大学, 法学部, 准教授 (70509877)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 冷戦史 / 国際史 / 同盟外交 / 脱植民地化 / 文化変容 |
Research Abstract |
研究代表者、研究分担者、研究協力者により冷戦史研究会を2013年7月、2013年9月、2014年1月、2014年3月の計4回開催した。7月には研究成果公表のための共著論文集企画案の検討をおこなった。10月には本研究課題を発展させた新たな科研費課題申請に向けた研究計画調書作成作業をおこなった。1月には改訂版の共著論文集企画案を検討した。3月には研究成果をとりまとめて刊行する共著論文集執筆予定者による、担当章の執筆構成案の報告をおこなった。ここで確定した方針に基づき各自執筆を開始し、2014年中の脱稿、2015年の刊行を予定している。 さらに各人は以下の形で個別分担領域の調査研究活動を遂行した。 研究代表者益田は、英国立公文書館にてヒース政権の国際金融体制および欧州統合についての政策決定過程を示す文書の収集を行った。研究分担者青野は、平成24年度の国際学会での発表を基礎に論文をキューバ危機に関する論文を執筆した。研究分担者妹尾は、ドイツ連邦文書館やSPD文書館、CDU文書館などで、史料調査を行ったほか、国際セミナーにて東方政策に関する研究報告を行った。研究分担者山本は、英国国立公文書館ならびにフランス外務省公文書館で収集した史料の整理・読解を行った。研究分担者小川は、イギリスから南アフリカ共和国への武器売却問題に関するコモンウェルス諸国間の議論について、公刊一次史料や二次文献を中心に研究を行った。研究分担者三宅は、台湾、アメリカで外交文書調査・資料収集を行った。研究分担者三須は、研究分担者三須は、アメリカの国立公文書記録管理局において史料調査を行った。研究分担者橋口は、英国立公文書館にてアトリー政権の原爆開発問題に関する文書の調査収集を行った。研究分担者齋藤は、アメリカ公文書館等における史料調査を行い、冷戦下におけるジャズ交流の政治力学について考察した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)